僕が教室のチラシを置かせてもらっている場所の一つに、アジアン雑貨屋さんの「KUMARI」というお店があります

そこのオーナーの藤田さんは、自分ひとりか夫婦2人で、タイとかベトナムなどへ時々仕入れに出かけます

ある時、僕は藤田さんに、現地の言葉も英語もわからないで、どうやって買い物をしているのか聞きました

そうしたら藤田さんは「気合いだよ♪」といいました

藤田さんの気合いとは、気合いを入れたら言葉が通じたという意味ではなく、現地に行っていい品物を見つけたら身振り手振りで何とか交渉し、こんな具合で毎回ことが済んでしまっているという意味です

もし藤田さんが自分で仕入れをできるようになるために、現地の言葉を一生懸命に勉強するような人だったら、「KUMARI」を開くのが数年先になってしまっていたと思います

藤田さんにとって、言葉の勉強は必要なものではないのです

何のために言葉を勉強するのかという「目的」は、とても大切なものだなと感じました

同時に、言葉が無くてもある程度人とコミュニケーションがとれるならば、英語も完璧に話せるようになろうとしなくてもいいんだなと思いました

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