僕は20代のころ、子供英会話学校で子供たちに英語を教えていたことがあります

あるお母さんに言われた一言が今でも頭に残っています

「うちの子、1年やっても何も話せるようにならないから、才能がないんですかね?」

今になって思います

子供にとって習い事は、技術を身に付ける機会ではなく、沢山の体験をする機会であること

英語を習う子供が、週に1回だけ会う友達と過ごしながら自然に社会性を学んだり、ピアノを習う子供が1時間じっと座るという忍耐を学んだり、サッカーを習う子供が試合に負けた悔しさから這い上がるガッツを学んだり・・・

もし子供が習い事で何かの技術が身に付いたら、それは頑張って続けたことに対してのプレゼントです

親としては、せっかくお金を払っているのだから、その分をしっかり何かの形で返してもらいたいと思うのもわかります

だけど、大人だって映画を観に行ったり、スキーをやったり、ディズニーランドに行くことにお金を使いますが、何かをそこで得たかといえば、その時はただ「楽しかった」で終わることが多いはずです

それらの体験があるからこそ、人生そのものが楽しかったり、何かの役に立てたりするのだと僕は思います

「子供には沢山の体験を」、習い事だけでなく、多くのことに触れる機会を自分の子供にも与える意識をしようと思います

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