英会話をこれから始めようとする人に、「では、中1レベルから始めましょう」というのはよくあることだと思います

OFFBEATにはレベル分けというものはないのですが、僕も今まで「中1、中2レベル」などの表現は何気なく使っていました

英語のレベルとはすなわち、文法や単語力のレベルという認識が一般的だと思います

それが今日、文法や単語のレベルを学年で分けなくてもいいのではないかと考えるきっかけになった出来事がありました

娘を保育園にむかえに行き、そのあと、ちょっとお腹が空いたので、パン屋へ行きました

パン屋でパンを買ってすぐに、娘がその場で食べたくなったらしく、店の中で袋を開けようとしたので、取り上げました

その途端に娘が大泣きをし、「パン、どぉ~~~じょ~~~(欲しいときに言う表現)」と騒ぎました

急いで娘を車に入れ、僕が「家に着いたらパンだからね」と言ったら、急におとなしくなり、「うん」といいました

家に着くまでの車中、娘はずっと「ついたらパンだよ~」と繰り返し言っていました

よく考えてみれば、「ついたらパンだよ~」を英語で表現してみたら、ひょっとすると中3レベルくらいかもしれません

1歳10ヶ月の子供が、英語ならば「中3レベル」の表現を日本語で理解して使っているのだと考えると、英語を学び始めるときに、簡単な文法から始めなくても、もっと良い教え方があるはずです

これは会話に関していえば当然のことですが、中学や高校での教え方でも変えていけるはずです

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