親が飲み物を運んでいる子供に対して、「こぼさないようにね、あーあー、だから、『こぼさないように』っていったでしょ!」
なんて怒ってしまうのは、よくあることだと思います
子供がこぼしてしまう理由は、多かれ少なかれ親にあります
「こぼさないように」という言葉をかけた時、その言葉を受け取る側は「こぼす」ことを連想してしまうからです
それだけ、言葉にはパワーがあるということです
すでに考えなくてもできることを、考えさせることで、失敗につながることがあるといわれています
例えば、テニスが上手な人に、「はずさないようにサーブをコートに入れるにはどうしたらいいの?」と質問すると、お手本を見せてくれたときに、サーブを「はずす」可能性が増えます
だから、少年サッカーの応援でPK戦になったとき、応援している親たちが今から蹴ろうとしている選手に聞こえるように「絶対にはずすなよ~」と言ってはいけません、心の中で「入れろ」と念じるだけにしてください
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