外国語を学ぶときに大切なことの一つに、一つの言葉がどのような意味合いを持っているかを知ることがあります

例えば、日本語で人に話しかけるときに、親しくない人や目上の人に対して「おい」と読んだら、「お前は何様だ?」と言われてしまうでしょう

自分が社会の中でどの位置にいるかによって、言葉を選ぶ必要があることは、多々あります

僕がアメリカの短大に留学して驚いたことは、生徒が教授を下の名前で呼んでいたことです(先生によっては、「プロフェッサー・・・と呼んでください」と言う人も、もちろんいます)

僕が生徒さんに、「ヘイ、たくま~」と呼ばれるのと同じ感覚です

これには、英語を学んだというより文化を学んだ感じで、さすがに慣れるまでは、先生を下の名前で呼ぶのに少し抵抗がありました

言葉の選び方は、教わって知ることもあるかもしれませんが、「こういう時にはこの言い方をしなければ」という先入観が入ることにもなります

やはり、自分の周りの外国人がどんなときにどのような言葉の選び方をしているのかを、じっくりと観察することがとても重要だと僕は思います

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