レッスンでは、発音練習は文字を見ずにやるようにしています
特に多くの大人の生徒さんは英語を少なくとも中学、高校で勉強した経験があり、文字を読めてしまうので、無意識にローマ字読みになってしまうことが多いのです
文字を見ずにやっても、知っている単語を発音したときには、”everything”を「エブリシング」のように、その単語だけローマ字を読んだ発音になります
僕の考える発音練習のコツは、「自分が何の単語を口から出しているのか」を意識するのではなく、「耳から入った音を同じように口から出せるか」に集中することです
これをやるためには、英語に対する先入観を取り除いて、「英語を知らない人」として取り組むことが必要です
先入観を持たなけば、思いもしなかったことに気づいたり、面白い発想がでてきたりするものです
「これが当たり前」、「これが正しい」、「これが常識」などの考えを取れば、うまくでき始めます
こう考えると、犬が人間の使う文字を読めないと思い込んでいた僕は、そんな先入観を持っていたということです(笑)
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