日本人の先生と英会話をすると話が通じやすいのに、外国人の先生と話をすると急にわかり辛くなると感じる人が多いのはどうしてだろう、と僕は考えていました

日本人の先生の方が易しい英語をより選んで使っているからなのかと僕は思っていました

それも理由の一つだとは思いますが、「共通の基盤」というものも理由の一つになるだろうと思います

岡本真一郎氏の著書、「言語の社会心理学」に共通の基盤のことについて書かれています

少しだけ抜粋します、「コミュニケーションが上手く成り立っていくためには、話し手と聞き手の間で、知っていることや仮定することが一致する必要がある。つまり、双方が伝えようとする基盤に共通性が必要なのである

日本人が外国人と会話をするときは、お互いに違う文化を持った者同士なので、持っている基盤が違うといえます

そういう意味で、コミュニケーションが上手く成り立たたせにくい状況を作ってしまうのかもしれません

ですが、同じ外国人といつも一緒にて、毎日コミュニケーションをとるようになれば、その外国人とは徐々に共通の基盤を築けるようになるはずです

こう考えると、多くの外国人と沢山の話をする経験は重要です

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