僕は度々、生徒さんはなぜ英会話を習っているのか、その「目的」を思い出すように意識をしています

何となくレッスンをこなすことに慣れてしまうことを避けたいからです

目的があることは、何かを学ぶことにおいては大切だし、それによって「その目的地までどういう道を行くのか」を決めやすくなります

どういう道を行くのかがわかっていないと、目的地にたどり着くことができません

マニュアル車を運転したくて自動車教習所に通い始めたのに、なぜかオートマ限定の教習を受けてしまうようなものです

これでは、免許証を取れても、せっかく買ったマニュアル車を車屋さんから家まで運転して帰ることすらできません

英語でも同じで、一人でアメリカ旅行をしたいのに、TOEIC対策の本で一生懸命に勉強することは、かなりの遠回りです

自分の生徒さんが、「外国人の友達を作りたい」という目的で教室に通っているとしたら、どんな道を通ればいいのか、これを考えるのは結構難しいです

だから、その生徒さん一人一人が誰と、どこで、どんな状況で、どんなことを会話しているのかを想像しながらレッスンの準備をすればいいかなと、僕は考えています

そうすると、生徒さんの仕事や趣味に関するボキャブラリーを増やすことから始めるのがベストだと、今のところは思っています

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