「習慣」を科学した本を読んでいますが、とても興味深いです
その本の中に、記憶喪失になってしまった、ユージーンという男性の話があります
習慣に関する研究者がユージンの家に訪れ、ユージーンに家の中のレイアウトを絵に描いてもらうように頼むと、彼は「わからない」と答えます
家のキッチンがどこか、ベッドルームがどこかすら「覚えていない」ということです
ですが、ユージーンはトイレに行きたくなると、今自分がいる部屋を一人で出て行き、トイレで用をたして手を洗って元いた部屋へ戻ってきます
家の中でトイレの位置を「わからない」と言っているのに、トイレに行って用をたすことは一人でできてしまうのです
このことから、人間は神経レベルで記憶していることは「習慣」になり、頭でわかっていないことでもやることができるということなのでしょう
実際に、ユージーンは記憶喪失といっても、言葉は記憶してるので、「わからない」と話すことはできています
記憶喪失になってからでも、体が覚えたことは習慣化できるものがあるみたいです
このような研究はとても興味深いと思いました
「もうこの歳だから、英会話を習うには遅い」ということはないと言えるのかもしれないです
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