「第二言語は、赤ちゃんが母語を獲得するように身に付けるのと同じ方法で身に付けるのがよい」というようなことは、多くの本に書かれています

僕もこれには賛成です

ですが、この方法で外国語を身に付けようとしたとき、学習者が知っておくべき重要なことがあります

沢山失敗し、悔しい思いや恥ずかしい思いを繰り返しながらそれを乗り越えないと、成長は期待できない」ということです

赤ちゃんが発する言葉と大人が話す内容では、大きな違いがあります

赤ちゃんは「まんま」とか「ちっち」など、自分の生理的な欲求を一単語で伝えようとするのが精いっぱいで、大人にとっては、ビジネスや趣味など、話したいことを一単語で伝えきれないことが沢山あります

だけど、「赤ちゃんと同じ方法で身に付ける」ということは、どんなにレベルの高い内容の話をするときも、最初のうちは一単語で伝えるのが精いっぱいという状態を我慢しなければならないということです

特にビジネスにおいて、相手に対して単語をどうにか並べて伝えるやり方は、自分の不甲斐なさを感じるでしょうし、相手に対しても申し訳ない気持ちになるかもしれません

これを乗り越えられた人が、自然な形で言語を獲得できるのだと僕は思います

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