普段何気なく使っている言葉には、意味が曖昧なものが沢山あります
例えば「登山」
基本的に山に登ることを登山といいますが、低い山に登った時に「登山」を使うと、なぜか違和感を感じます
「先週末、近所の山へ登山に行ったんだけど、20分で頂上に着いたから楽勝だったよ」
こんな話を聞くと、「そんなの登山って言えないよ」と返したくなります
だけど、確かに山には登ってきています
「そんなの登山って言えないよ」と言った人にとって、高さ何メートルの山から「登山」と呼ぶのでしょうか?
多分、その人の感覚だけで「登山」を使っているので、はっきりした基準も定義もありません
意味は曖昧なんです、だけど言葉として使えてしまうものなのです
教わるだけでは言葉を使えるようにはならないのは、人は感覚で言葉を使っているからだと思います
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