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「出川イングリッシュ」のどこがスゴイのか?

 

 

 

 

昨年末、生徒さんから「先生、『出川イングリッシュ』みたことありますか?すごく面白いから見てください」と言われて、インターネットで探して見てみました。

「世界の果てまでイッテQ!」というテレビ番組の企画の一つ(タイトルは、「はじめてのおつかい」)で、コメディアンの出川哲郎さんがアメリカイギリスへ行って、与えられたミッションをクリアするもので、出川さんのキャラもあって、とても面白かったです。

ただ、僕はコミュニケーションを教える仕事をしているので、どうしてもそんな目線で見てしまい、そうみると、出川さんのコミュニケーション能力の高さ(特に方略的能力)に驚きます。

方略的能力は、簡単に言うと、言語で伝えきれない部分を何かで補う工夫の力のこと。

「宇宙食」が英語でわからなくて、地元の人に粘り強く聞いてまわるのですが、宇宙食で埒があかないと思ったら、映画「E.T.」の話をして、まず「宇宙人」、「宇宙」という単語を相手から引き出そうとするところなどは、すごい発想力だなと感じました。

英語力が低くても、コミュニケーションを楽しめる人がいる、それは誰?どうやって?

出川イングリッシュを見ると、いろいろ参考になるはずです。