英語教育というと、多くの英語の先生は文法(特に統語論)に注目していると思います
僕は英会話の先生として、「正しい文を作ること」よりは、「場や相手にふさわしい言葉選び」を気にしていこうと考えています
日本語で例えると、目上の人に対しては「かまいません」と言い、友達には「全然オッケーで~す」のように使い分けることです
なので、「全然オッケー」という表現は文法として正しくないという議論は極力避けるようにして、相手に対してどれくらい伝わっているのかを重視したいと思っています
こう考えると、英会話を教えるためには、インプットの段階で生の英会話の映像や音源を使うということが、とても重要になってくるでしょう
ネティブスピーカーが口から発する文が「文法的に正しいかどうか」を見るのではなく、どのような相手のとき、どのような状況のときに「どのような言葉遣いをしているのか」を学び取るには、やっぱり生の英会話がいいのではないでしょうか
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