同じ英語力で話せる話せない
先週の水曜日、出張レッスン@ハワイ食堂レアレアで、話を広げる訓練をしました。
ペアになり、一人が僕から与えられたトピックについてパートナーに色々と質問します。「話を広げる練習」なので、なるべく話題を変えないのがルールです。
Kさんはまだ英会話を始めたばかりで、この訓練はかなり苦戦しているのが明らかでした。
レッスンが終わってから、Kさんにこの訓練のどのようなところが難しかったのか聞いてみたら、「自分の持っている英語力で聞ける文が作れなくて、相手にほとんど何も質問できなかった」と話してくれました。
つまり、自分が作れる質問文が少なすぎて、話題を自ら狭めてしまっていたということです。
一方、Iさんは話すときには文法のことは一切考えることをせずに、思いついた単語を並べて、相手から聞き出したいことをほぼ全部聞けています。
KさんとIさんの英語力の差は大きくはありませんが、差があるのは、メンタルの部分です。
心にある「文で言わねば」という先入観を取り除ければ、同じ英語力でも会話そのものをより楽しめるのです。
Kさんもそのメンタルを持てるように、毎回のレッスンで励ましていこうと考えています。