「モンスターチルドレン」というドイツの児童精神科医が書いた本を、今読んでいるところです
ドイツでも学級崩壊などの子供に関する問題が深刻な状態で起こっていることを、初めて知りました
子供は勝手に育つものではなく、大人が成長をしっかり見守りながら、人格形成の手伝いをしていくことが大切らしいです
何でもかんでも子供に権限を与え、自立することを促すというような考えかたは良いことのように聞こえます
だけど実際は、親を含めて大人に対してまでも自分の意見を全て通そうとして、うまく行かないことがあると、暴言を吐いたり暴力をふるうことになってしまう子供が増えているらしいです
小学校に上がる段階になれば、教師が机に教科書をだすように指示をすれば、すぐにその通りにできるものだと想像してしまいますが、実際には、質問の意味がわからなくて行動に移せない、「障害」を持っている子供が沢山いるらしいです
これは全て、大人の問題です
これから自分が子供に対してどう接するか、しつけていくかなど、色々と考えさせられる部分が多いです
さらに大切なことは、「大人同士が人間らしいかかわり方」をいかにできるか
「コミュニケーション」は、多くのことに関係する重要なキーワードなのだと感じました
2 Comments
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生徒のSさん
2011年10月18日
人間らしい関わり合い
この文章を読ませて貰って、先日道を歩きながらふと「今の自分は、学生時代に戻ったかのように人との関わり合いの事をよく考えて居るなぁ。」と思った事を思い出しました。
大人になると自分から一歩外に出ない限り、一人の自由だけを楽しめたり、心地良い環境だけに居られたりする場合も出てきます。
だけど、それって時には良いことであって、その身軽さに染まるとやっかいですね。
…自分のことです。
人って意見がそれぞれあって本来良いはずなんですけど、自分の意見を通す事が先決で相手の意見を聞こうとしてくれない存在ってやっぱり「モンスター」と思ってしまいますね。
それでも、相手の意見をどう理解しようとするかで「人」であると思えるはずなんですけど、理解しようとする能力が低下すると周りがモンスターだらけになっている気がするんでしょうね。いけませんねー。
子供ならまだ間に合う!
モンスターを人に戻す魔法を持っているのは自分なんだと気づかせてあげたい。
モンスターチルドレンさんたちには、算数とか国語とかは後回しでも良いから、少しでも早い段階でコミュニケーションを学ばせる場を与えてあげたいですねー。コミュニケーション能力が付けば、算数や国語などの「勉強」は後からでもなんとかなる気がします。
大人でも、気づけば直せるはずなんだけどなぁ…良い面も悪い面も受け入れる、結構難しいことだとは思うけどさ。なんて、最後はちょっと愚痴。すいません。
たくま
2011年10月18日
re:人間らしい関わり合い
まずは気付くこと、ここからですかね~