僕は生徒さんに、こんなことをよく話します
「頭の中で英語が絵になっているか」
これには理由があって、英語を日本語に置き換えて暗記したとしても、それを実践で使えるかどうかは別のことだからです
英語は日本語に訳すより、どんな状況でその単語や表現を使っているのかを、より鮮明に頭の中で想像することが重要だと僕は思っています
昨日の夜、散歩をしたのですが、家に帰ってから気が付きました
どの道を歩いたのかは覚えているけど、周りの景色や聞こえていたはずの音の記憶がほとんどありません
なぜかというと、歩きながらずっと考え事をしていたからです
考え事をしている最中は、頭の中に何かしら状況などの「絵」を見ているはずです
その時には、目に見えているものはただ見えているだけで、記憶として残っていません
目には見えないけど、頭の中で見ていた「絵」は記憶として残っています
きっと、英語の学習も、頭の中で「絵」にできたものは記憶に残り、実際に自分が似た状況になったときに口から出てくるようになるのです
だから、覚えるべきものは英語に相当する日本語ではなく、「どんな時にこの単語、表現を使えるのかという状況」です
英語に限らず、学習が上手な人は、教わったことを頭の中で映像化するのが得意なのかもしれません
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