文で話せるようになるのは後からでいい
Yちゃんは小学5年生で、OFFBEATのレッスンを始めてからまだ半年も経っていません。
数字や単語を少し覚えてきた感じで、文で話せるようになるには、まだまだ時間がかかります。
それでも、ロールプレイの練習では、語彙力が足りていない部分を、工夫と気合いで何とかしようと努力します。
洋服屋さんで会計はどこでするのかを店員に質問する状況では、「ピッピッピッピー(バーコードを打つジェスチャー)wa doko desuka?」、レストランでウェイターに自分のステーキをもうちょっと焼いてほしいとお願いする状況では、「ジュウジュウ(肉を焼くジェスチャー)OK?」などと表現しています。
実践になれば、これでもある程度は通じると僕は思うし、もし通じなければ、理解しようとする努力が足りない相手のせいにすればいい。
小学生にまず身に着けてもらいたいのは、最短時間でコミュニケーションが取れるにはどうすればいいのかを考える習慣です。
「この状況のときに何て言うかは、まだ先生に習ってません」と言うようでは、いつまでたっても実りのある会話はできないままです。
Yちゃんの英語力が身につく頃、英会話はある程度軽くこなせるようになっていると僕は信じています。