Fさんがレッスンのあと、「なんで、なかなかネイティブが話すようには話せるようにならないのだろう」と僕に質問してきました
僕が感じていることは、Fさんは、正しい文法を使って話さないと相手に通じないという先入観を強く持っている、ということです
「文で言えないと感じた時は、すぐに単語を並べることとジェスチャーを多用する」ように、レッスンの中でFさんに度々伝えています
言語を習得するにあたって、文法はとても大切な要素です
だけど、コミュニケーションを上手く取れない段階から「正しい語順」を考えながら話そうとするから、自然な言い回しがなかなかすぐに口から出てこないのだと、僕は考えています
文法を勉強するタイミングは、コミュニケーションがある程度取れるようになってからだと思います
さらに、自然な言い回しができるようになるには、ある程度の「文法的に間違った文」もインプットする必要があるということも言われています
英語を教える立場の人にとって、文法を教えるということは、教えるタイミングも含め、とても深いものだと僕は思っています
Leave a Reply
Be the first to comment.