時代が流れると、言語も進化します
江戸時代の人々が、現在の日本人が使う言葉のどれくらいを理解できるか・・・
もしかしたら、ほぼ理解不可能かもしれません
人間は新しくものを作り、それに名前を付けます
テレビ、新幹線、携帯電話などは江戸時代の人は見たこともないですから、それらを見ても何なのか認知すらできないかもしれないですし、名前も知らないので、彼らのボキャブラリーの中にはないものです
僕が高校を卒業してから一年間パナマに住んで、日本に帰ってきたのが1996年の夏でした
まず気が付いたのは、街を歩いている人の多くが、小さい電話を持ち歩いていたことです
友達も持っていたので、「それ何?」と質問したら、「えっ、知らないの?ピッチだよ」と友達は答えました
僕は「ピッチって何?」と更に聞いたら、「ピー、エイチ、エス」と友達は教えてくれたのですが、僕は余計に混乱しました
一年間日本にいなかっただけで、僕の知らない日本語が沢山増えていて、帰ってきてから数週間くらいは自分が世間においていかれている感じがしました
物だけではなく表現方法も、ものすごい早さで進化しています
日本に住んでいて、「英語がなかなかわかるようにならない」というのは、ある意味当然なことです
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