人間は与えられ過ぎると考えることをしなくなる・・
稲作農家の松下さんの本に、化学肥料や除草剤の話の中でこのようなことが書いてありましたが、僕も自分がレッスンで教えていて、同じことが当てはまるなと感じました
英会話ができるようになるには、大量のインプットが必要なのは当たり前なので、生徒さんの仕事や趣味などに合わせた単語を中心に「与える」ことをしています
重要なのは、その先です
生徒さんが自分の言葉で話そうとするとき、言い方がわからなくて詰まってしまうと、どうしても気の利いた言い方を教えたくなっていしまいます
その場では生徒さんは「なるほど」と問題を解決しますが、本人が実践の会話をどこかで体験するときに言葉に詰まったとき、「与えられる癖」がついていると、自分で工夫する力はついていきません
僕がその生徒さんの横に常について、気の利いた表現を「与える」ことはできないからです
物事を疑う、吟味する、試してみる、工夫するなどをすることによって、アウトプットにつながる本当の力が付くのだと思います
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