Tさんは塾を経営されています
彼のお祖父さんの代からやられている塾で、「学校で点数を取る方法」を教えているらしいです
でも、本当はTさんの中では、点を取るためだけの表面的な教え方ではなくて、根っこの部分を教えて、子供にもっと楽しくてしっかりした学力をつけさせてあげたいと思っています
だけど、それをやれば、今よりもっと時間が必要ですし、学校のテストで高い点数をとることが難しくなるということを、Tさんは知っています
生徒数が減ってしまえば、塾の経営すら困難になってしまうということを考えると、なかなか経営理念を変えたくても、一歩を踏み出す勇気がでないと話していました
僕も感じていることですが、自分がなぜこのような教え方をしているのか、なぜこの考え方が大切なのかを他人に納得してもらうには、相当な努力と根気が必要だということです
納得してもらうだけではなく、しっかりと生徒数の確保ができないと経営は難しい
Tさんの話を聞きながら、自分の教室のことも照らし合わせて考えていました
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