自然な英会話への道
Aちゃんは数ヵ月前から英会話を始めた小学6年生。
今まで公文で英語を勉強してきたので、読めるし、ある程度聞いて理解もできます。
話すのは、形を知っている文であれば、質問に答えられるくらい。
難しいのはここからで、今まで英語を「勉強」してきているので、「これが正解」、「正しい文で答えるのが当たり前」という感覚がすでに染み付いている状態ということです。
僕のレッスンを受けると、Aちゃんにとっては知らなかったことばかりが出てきて、最初は戸惑っているのが明らかにわかりました。
いつもレッスンの最後の方に、雑談をする時間をもうけています。
僕が話しかけることがほとんどなのですが、Aちゃんから僕になにか話してもらうことを必ずやるようにしています。
何を話すのかを考えるのもそうだし、頭の中で文を作るのにもまだ時間をかけていますが、会話のテンポを少しずつ早めることで、英作ではなく、会話の中身により集中できていければと、考えています。