会話の中で使われる言い回しと文章の中で使われる表現は、「違う」と言うことを意識すると、気が付きます
普段はそのようなことを気にする必要がないからです
文章の中で使われる表現は「ほぼ意識的に作られた」ものなので、人工言語ということになるのでしょうか?
英会話を習いたい人に対して、教える側は「教えてはいけない」とよくいいますが、実際のところは、「教えられない」のかもしれません
自然言語で話すということは、ほぼ無意識が言葉を選んで使っていることなので、それを教えようと体系化した時点で、人工言語として扱われるということにはならないのでしょうか?
言語学と脳科学の本を読んだ時に、「正例だけでなく、負例も与えないと、自然言語を獲得するのは原理的に不可能」と書いてありました
正しい表現だけではなく、間違った表現も与えないと、ネイティブのような言語の使い方はできるようにならないということだと思います
僕は英会話の講師として、レッスンでは、なるべく単語力をつけることと発音の訓練をするようにして、自然な言い回しは各生徒さんが自分でテレビやラジオなどから吸収していってもらうのがいいのかなと考えています
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