僕は時々、英会話を楽器のアドリブ演奏に例えることがあります
英会話もアドリブ演奏も、何も準備のない状態で行うのが共通点です
先日、ある人(Aさん)と音楽について話していて、また面白いことに気が付きました
Aさんはピアノを弾くことができます
彼女は音楽学校を卒業しているので、僕よりも音楽についての知識は豊富にもっています
だけど、Aさんはアドリブ演奏はできないそうです
自分にソロのパートを与えられたときは、一度譜面にして、それを見ながらでないと弾けないと話していました
だから、「何でもいいから適当に演奏してみて」と言われると、困ってしまうということでしょう
楽器を子供のころに習っていた人で、他にも何人か同じようなことを僕に話してくれた人がいたなと思い出しました
理屈を最初に習うと、自由に表現することができにくくなるという意味では、英会話と共通しています
コミュニケーションをとれるようになる前にあまり文法をきっちり学んでしまうと、「文法通りに話さなくては・・」という意識が高くなって、言葉がでなくなってしまうのかもしれないです
楽器のアドリブ演奏も英会話も、「かたち」にこだわりすぎず、心を開放することが重要な要素なのかもしれません
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