賢いノートの取り方をするY君

 

Y君は数字が好きな小学6年生。

彼は、「無量大数までの英語のいい方を知りたい」や、「mono、biなどの数字に関する接頭語を教えてほしい」など、頻繁に面白い質問をしてきます。

そしてレッスン時によく言うセリフは、「これは使えるな~」です。

レッスンでは通常メモを取ることは、禁止をしているわけではないですが、多くの生徒さんはしていません(メモを取る余裕がないほどレッスンを進めるのが早いので)。

Y君はノートを持ってきて、自分が質問して教えてもらったことや使えそうなことは、その都度「使えるな~」と言いながらメモを取っています。

彼のすごいところは、何をノートにメモしたのかをしっかり覚えていることです。

昨日のレッスンでロールプレイの練習をしたときに、飛行場で公衆電話がどこにあるかを職員に聞くという状況があったのですが、公衆電話を英語でなんというか忘れたY君は、過去にノートにメモしたことをすぐに思い出してチェックし、”Payphone, where?”とコミュニケーションを取ってきました。

Y君は、全ての単語や表現をノートにメモするわけではなく、「使える」と直感で感じたものだけをメモしています。

自発的に学んでいる部分が、彼の記憶に定着しやすくさせているのだろうなと、僕は思います。

Y君は頭がいいのもありますが、純粋に興味があるし、知りたいから勉強しているという感じがします。