今また新たに、映画のセリフを使った教材を増やしているところです
色々と映画のセリフをゆっくり眺めていると、いわゆる「文法的まちがい」が多いことに気が付きます
“I thought you was gonna do it.” など、中学校の先生が「コラァー!」といいそうな表現も普通に使われています
なぜ、ネイティブスピーカーが文法的に間違った表現を使っても、自然に聞こえてしまうのかを考えました
たぶん、「堂々と話しているから」です
彼らはいちいち、”a”と”the”を言い間違えたからといって、訂正をしたりはしません
日本人だって、普段の何気ない会話で、文法的におかしい話し方をしている人は沢山いるはずです
だからといって、訂正することはありません
「堂々と話している」から、間違いが間違いに感じられないのです
堂々と話すということは、文法の正しさを超越した力を得るようなものです
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