Fさんのレッスンの後、こんな話をしました
度胸をつけて羞恥心を乗り越える大切さはわかったのだけど、やっぱりどうしても、人前で英語を話すことに抵抗があるとFさんは言いました
大切さを理解できたからといって、すぐに行動に移せないのが「羞恥心」です
僕はFさんに「初めの一歩目を何とか出してみること」が大切だと話しました
そして、一歩目を出すことによって少しの自信をつけ、二歩目、三歩目を出していけば、慣れてきます
慣れるということは、ことによっては怖いことなのかもしれません
例えば、自分が髪の毛を美容院で切ってもらい、失敗して変な髪型になったとします
初日はいろいろな人に指摘され笑われて、恥ずかしい思いをするかもしれません
だけど、二日か三日経つと、そのことを言う人もいなくなり、自分も周りもこの失敗した髪型に慣れてしまうようになります
いくら髪は伸びると言っても、三日で髪型が整うほど伸びることはないので、「変な髪型でも平気」になってしまうんです
こう考えると、慣れは怖いです
だけど、これを英会話にあてはめた時、「変な英語でも平気」な自分と、「恥ずかしくて何も話せない」自分の二通りを客観的に見た時に、どちらの方が楽しくコミュニケーションをとれるのかを考えれば、きっと多くの人は変な英語だとしても、度胸で話す自分を選びたくなると僕は思います
だから、まず一歩、なんとか一歩目を出してほしいです
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