1時間あるレッスンを、最初から最後まで通して集中力を保つことは難しいことです
ちょっとしたことがきっかけでそれが気になってしまって、レッスンに集中できなくなるということは、誰にでも有り得ることです
僕のレッスンでは、リスニングの練習のとき以外はずっと、波の音を流しています
なぜ音をずっと流しているのかというと、無音の場所で会話をする状況というのはあまり生活の中ではないわけで、何かしら雑音が聞こえているのが自然だからです
その雑音の中で、生徒さんが僕の声に集中してリピート練習をしたり対話の練習をしたりすることは、集中力を保つ訓練にもなると僕は考えています
今日は、Mさんが波の音につられてしまって、途中で僕の声が聞こえなくなってしまったとレッスン後に話してくれました
以前は、Sさんが、壁に貼ってあるポスターが気になりだしたら、僕の声が聞こえなくなったと言っていたことがありました
逆に、何かに集中している状態の時は、自分の好きな曲が大音量で聞こえていたとしても、気が付かないものです
大きな音で波の音が流れている教室で1時間レッスンをやって、「えっ、波の音なんて流してましたっけ?」と生徒さんに言われるくらい集中できるレッスンが、僕の理想です
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