ある本に、「コミュニケーションの質は、お互いに交換した情報の量に比例すると言ってもよい」と書いてありました
ということは、沢山話したほうがコミュニケーションの質としては「良いこと」ということなのでしょう
コミュニケーションはただ話すだけでなく、声のトーンや顔の表情などからも情報を沢山もらっています
僕がレッスンのときにジェスチャーの練習を取り入れているのは、言葉よりも「絵」の方が相手に与える情報は多いからです
例えば、道を歩いていて人に道を聞かれたときに、相手の顔を見ながら「右を向いてください、この方向に約300m行って・・・」と説明するよりも、指をさして「向こうにまっすぐ・・・」と身振り手振りを無意識的に効果的に使っている人がほとんどだと思います
昨日、妹の美容室へ行って散髪してきました
ヘアスタイルブックがあったので、ページをパラパラとめくり、妹に「この人と同じ髪型でよろしく」と僕は伝えました
言葉で「横をこれくらい、後ろはこんな感じ、上はだいたい・・」と説明するよりも、「絵」を指さして「これ」と言った方が、相手に伝わる情報は量としても多いし、わかりやすいはずです
髪を切り終わってみると、雑誌のモデルさんと髪型はそっくり、でも僕の顔でこの髪型にすると、「太宰治にそっくり」と言われました
そんなもんです(笑)
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