Sさんが、レッスンが終わってから「あ~、全然ダメだったぁ~」と言っていました
彼女の「ダメだった」とは、言いたいことが止まることなくスラスラと口から出てこないと言う意味です
実際は、1時間のレッスンの中の約30分間、自分の仕事の細かい内容をずっと僕に説明してくれていました
その間、僕は簡単な相槌を打つか、更に細かいところを知るために、より突っ込んだ質問をするだけしかしていません
なので、発話量の比率で言うと、(Sさんが8) : (僕が2) くらいの割合で、Sさんの方が圧倒的にしゃべっていました
途中で言葉に詰まって考え込む時間、言いたいことが英語で出なくて手をクルクルと回してジェスチャーで何とか伝えること、全てがコミュニケーションの中に含まれています
たとえ伝える側が上手にできなくても、受ける側が理解しようとする態度を持っていれば、想像以上に多くのことが伝わるものなのです
本当に英語を全く知らない人からすれば、Sさんが英語で会話をしているのを見て羨ましいと思ってしまうと思います
OFFBEATに通ってくれている生徒さんは、ペラペラになった人はいませんが、ガンガンにコミュニケーションを取れるようになっていってます
流暢に話すことではなく、「相手に伝わったか」を気にすればいいのです
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