新渡戸稲造著の「武士道」を読んでいます
とても興味深い本です
本の中にこのようなことが書いてありました
アメリカ人は人に物を贈るときに「あなたはきっとこれを気に入る」と言うのに対して、日本人は贈り物を軽んじ賎しめる(「つまらないものですが」などという)
日本人の論理としては、「あなたは善い人です。いかなる善き物もあなたにふさわしくありません。だから、あなたに差し上げる物を物自身の価値としてではなく、私の気持ちの記しとしてだけお受け取りください。最善の贈り物でも、それをあなたにふさわしいと言うことは、あなたを侮辱することになります。」ということらしいです
ようするに、アメリカ人は物の価値に対して述べ、日本人は物を差し出す精神について述べるということです
これは、とてもわかりやすい文化の違いだと思います
自分が他国へ行って違う言語を話すときには、「違う文化を持った人と話をしている」という意識を持つことができれば、相手を受け入れることがより簡単になるかなと思います
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