昨日のレッスンでSさんが日本茶について話してくれました
レッスンが終わった後、日本について英語で説明する難しさについて話をしました
日本のことについて話をしようしたときに一番難しい部分は、日本語特有の概念があって、それを英語で説明するときにカチッと当てはまる単語や表現が存在しないことです
例えば、昨日Sさんがお茶の「火入れ」について話そうとしたとき、英語でいう「ロースト」という単語一つで説明を終わらせてしまうと、相手は少しずれた感覚で解釈しかねません
「火入れ」という微妙な表現は、なるべく正確に理解してもらうには、少々の労力が必要です
もう一つ難しいのは、日本人でも、習慣としてずっとやってきたことは、それの意味をいちいち考えることなくやってきているので、説明を求められたときに答えられそうで答えられないことです
「七五三」とは何かを聞かれたとき、それを何のためにやり、なぜ7歳、5歳、3歳のときにやるのかを説明できるのは、少数かもしれません
外国人と異文化交流をするということは、自分たちの国についてお互いに教え合うという部分も大いにあると思います
異文化交流が上手な人は、自国のことを沢山語れるための知識がある人なのかな、と考えてしまいました
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