僕は仕事柄、「教える」ことについてよく考え事をします
人に何かを教えると、教わる人の成長は独学で何かを学んでいる人よりも早いかもしれません
なぜかというと、教える人は物事を習得するための「コツ」を知っているからです
一方で、このようなこともしばしば起こります
「教わった人は、教わったことから外れているものを受け入れることを難しく感じる」、そのような傾向にあるような気がします
なので、英会話で例えると、「私はそれについては、先生に教わっていないので、話すことができません」となる人が、けっこう多くいるのです
独学でモノを習得した人からみると、「もっと枠にとらわれずに考えればいいのに」とか、「もっとクリエイティブでもいいのに」と思うかもしれません
プロのギタリストでも、個性的な持ち方や弾き方をする人のことを調べると、多くは、音楽学校卒業とか先生についてギターレッスンを受けたとかいうことは一切書かれていないし、本人もそのような話をしていません
きっと、最初は身近にいるギターを弾く人を真似てみたり、そのうちに、自分がもっと演奏しやすいように工夫するようになって、自分のスタイルができていくのでしょう
自分が英会話のレッスンをするときに気を付けたいことは、表現の方法に制限はないということを、生徒さんに知ってもらうことだと思っています
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