「絵を見せてほしい」
僕はレッスンの中で生徒さんに「絵を見せてほしい」と頻繁に言います。
たとえ英語が堪能だったとしても、何を言いたいのか相手に伝わらなことは多々あり、日本語を話していても、「何を言いたいのかわからない」と言われることはあることです。
できるだけ相手に自分のいいたいことが伝わる話し方を工夫するために、僕は常に生徒さんに「頭の中にある絵を共有したい」と話すのです。
昨日は中学1年生のKくんが、状況説明の練習の中で多くのトライをしました。
僕とKくんが友達の設定で、Kくんが僕に自分の悩みを話すという状況をやりました。
「友達をつくれない」、「ヘビを飼いたいけど、家族に反対されている」、「部屋にあるものをなかなか処分できない」など、難しい内容でしたが、Kくんなりに表現を工夫して、僕の頭の中に絵を描かせてくれました。
Kくんのコミュニケーションの力は、かなり伸びてきています。