今週から、100%英語のみでレッスンをすすめられるように調整をして、機能しているかな~という感触を少なからず感じられました

今までは語彙力をつけるために単語集を使っていましたが、これからは膨大な量の写真を使って、なるべく単語を頭の中で絵にしやすいようにしました

形容詞や動詞などの写真で表現しにくいものは、各生徒さんに英英辞典で調べてもらうなど、僕の工夫が更に必要です

この新しいレッスンで、いつもレッスン中は集中している生徒さんの半分以上が、眠気に襲われていました

あまりにもレッスンの進行が早いので、生徒さんの脳が処理しきれなくなり、ついて行くために活発化しているのだと僕は思います

これは予定通りです

先週と今週は、この新しいレッスンの準備と、雨ということもあり、娘を保育園に送る以外は、1回しか外出していません

完全な運動不足です

今日は晴れているし、レッスンは夕方からなので、2時間くらい散歩でもしようかと思います

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昨日はM君のレッスンが終わってから、非言語コミュニケーションについての話をしました

言語以外の手段でコミュニケーションをとれば、それは非言語です

例えば、自分の友達が最近元気がないといううわさを聞いたので、その友達に電話をかけたとします

彼女は、「大丈夫だよ、ありがとう」と言いました

言語だけで判断すれば、「なーんだ、大丈夫なんだ、よかったよかった」と、安心できるかもしれません

だけど、「大丈夫だよ」と言った声のトーンは明らかにいつもより低く、元気がなさそうです

これに気がつけば、「おいおい、全然大丈夫じゃないでしょ」と思うはずです

なぜ気が付くかというと、「声のトーン」という非言語の表現で、彼女は「まだ元気ではない」ことを訴えていたからです

僕が英会話のレッスンの中で、英語を正しい文法で流暢に話すこと以上に非言語の表現を大切にするのは、自分の話を聞いている相手は「この人は本当は何を言いたがっているのか」というのを、言葉以外の部分で感じとっているからです

初対面の人に対して、相手の目を見ながら笑顔で「お会いできて嬉しいです」と言うのと、相手に背を向けて「お会いできて嬉しいです」と言うのでは、相手の受け取り方は真逆になるはずです

人間は、本当に相手に伝えたいことは、言語ではないもので発しているのだと僕は思います

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「第二言語は、赤ちゃんが母語を獲得するように身に付けるのと同じ方法で身に付けるのがよい」というようなことは、多くの本に書かれています

僕もこれには賛成です

ですが、この方法で外国語を身に付けようとしたとき、学習者が知っておくべき重要なことがあります

沢山失敗し、悔しい思いや恥ずかしい思いを繰り返しながらそれを乗り越えないと、成長は期待できない」ということです

赤ちゃんが発する言葉と大人が話す内容では、大きな違いがあります

赤ちゃんは「まんま」とか「ちっち」など、自分の生理的な欲求を一単語で伝えようとするのが精いっぱいで、大人にとっては、ビジネスや趣味など、話したいことを一単語で伝えきれないことが沢山あります

だけど、「赤ちゃんと同じ方法で身に付ける」ということは、どんなにレベルの高い内容の話をするときも、最初のうちは一単語で伝えるのが精いっぱいという状態を我慢しなければならないということです

特にビジネスにおいて、相手に対して単語をどうにか並べて伝えるやり方は、自分の不甲斐なさを感じるでしょうし、相手に対しても申し訳ない気持ちになるかもしれません

これを乗り越えられた人が、自然な形で言語を獲得できるのだと僕は思います

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昨日は中学2年のTちゃんとレッスン後に、こんな話をしました

Tちゃんは最近、テレビのドラマを以前ほど見なくなり、ラジオを聴くようになったそうです

そんな話から音楽の話になり、「音楽を聴きながら勉強すると、はかどる」と言っていました

その話の中で面白かった部分が、学校のある英語のテストでの出来事についてでした

あるテストの問題を解いている最中に、単語を一つ思い出せなくて考えていた時に、ふと、いつも家で聴いている音楽がTちゃんの頭の中で鳴り、それと同時にテストで思い出せなかった単語を思い出すことができたそうです

その単語は、宿題に出ていた単語で、いつも聴いている音楽を聴きながら書く練習をしていたそうです

つまり、英単語と音楽をセットで覚えていたのです

Tちゃんは、これに自分で気が付いたそうです

心理学やNLPについて勉強したことがある人は知っていると思いますが、英単語がアンカーで、音楽がトリガーの関係になっています

アンカーとトリガーについての知識がなくても、これを勉強に上手く使えているTちゃん、恐るべし中学2年生です

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日本人同士で会話をしているとき、もし誰かが文法的なミスをしても、わざわざそれを訂正する人はほとんどいません

会話とはそのようなものです

もし、外国人が日本人の会話の中に加わっていて、誰かの文法のミスに気が付いたとき、その外国人はどう感じるのでしょうか?

「あっ、あの人間違えた」と思うのか、それとも、「あっ、これでもいいのか」と気が楽になるのか、それとも、気が付いたとしても全く気にしないのか

僕は英語のノンネイティブとして、ネイティブスピーカーと会話をしているときにその人の文法ミスに気がついても、全く気にしません

自分にとって重要なことは、会話を楽しんでいるかどうかだからです

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