OFFBEAT英会話教室の左隣の店舗は、アルミサッシ屋さんのオフィスがあります
時々、僕が出かけるときや外から帰ってきたときに、サッシ屋さんの若い職人さんに会い、挨拶をかわします
僕は「こんにちは~」と言うのに対し、職人さんは全員「こんちは~っす」と言います
日本人の一部が使っていると思われる「こんちは~っす」、きっと、日本語を習いたての外国人が聞いたら、「『こんちわ~っす』は何の意味ですか?」と尋ねてくるでしょう
単語は、一文字でも違う音が入った瞬間、意味を認識し辛くなるからです
お互いに日本人だと、何となく「こんちは~っす」の意味を聞かなくてもわかってしまうから、不思議です
Tさんがレッスン後に、「英語にも色々と挨拶の種類があるけど、”How are you?” に対してどう答えるのがいいか、”How’s it going?”に対してどう答えればいいか、頭が混乱してしまう」と話してくれました
確かに、挨拶は歩いているときに、人とすれ違いざまにもすることがよくあるので、「”How’s it going?”と言われたから、どう答えようか・・」と考えていたら、相手はどんどん歩いて行ってしまいます
とりあえずは、考えることをせずに、”Good.” と”Not good.”でいきましょう
余裕がでてきたら、違う表現を使ってみればいいと思います
僕がバンドを始めた理由は、女の子にモテたかったからです
歌もギターも下手くそでありながら、いつもスタジオで練習している時点で、自分がステージに立ってカッコよく歌って女子に「キャーキャー」と言われることばかり想像していました
今思うと、「モテたい」というモチベーションは強烈です
今現在、OFFBEATに通ってくれている生徒さんはそれぞれ、何かしらの動機があって英会話を習われています
仕事、趣味、生活などの中で「使えたらいいな~」とか「使えなければ困る」など、様々です
だけど、動機やモチベーションによっては、長続きしないものもあります
これは英会話に限らず、仕事や学校の勉強に関しても同じ気がします
これらのモチベーションを全て「モテるため」にしたことを僕は想像してみました
仕事がバリバリできるようになって、上司からも頼りにされる、学校のクラスの中で数学だけダントツにできるようになって、クラスメートから質問を沢山されるようになる・・
うん、いい!
これからは、OFFBEATに通っている生徒さん10代から70代まで全ての人を、コミュニケーション上手なモテる人にすることを僕の中の目的にしようと思います
2012年も終わりそうなころに新たなスローガンを作ってしまいましたが、来年が始まるまで待つ理由もありません、生徒さんは今日も明日もレッスンに来ます
I君は 20代前半でありながら、社交性 は大人の中でもズバ抜けて 高い と僕は思います
彼と話したことがある人なら、すぐにそれを感じることができるでしょう
先週の土曜日にあったOFFBEATパーティーで、I君が一番最後に遅れて入ってきたのですが、1分も経たないうちにパーティーの場に馴染んでしまいました
サッカーで、敵地で試合をすることを「アウェー」と表現しますが、I君にとってはアウェーとホームの区別がないように見えます
ところで、社交性とは鍛えられるものなのでしょうか?
I君のそれは意識をして鍛えたというよりも、どちらかと言うと先天的に持っていたという感じです
「もっと社交的になりたい」と思っている大人は少なくないかもしれません
これは意識的にそう振る舞ったとしても、その場だけで終わってしまう気がします
だけど、「意識をして繰り返し何かを行うと、次第に無意識的にできるようになってくる」ことを考えると、シャイな性質の人でも社交的に振る舞うようになれる可能性はあるのだと僕は思います
昨日は妻と、あるデパートへ買い物に行きました
エスカレーターで上の階へ移動中、僕らのすぐ後ろに立っていたカップルから、こんな会話が聞こえてきました
彼女「クリスマスプレゼント、何がいい?」
彼氏「いらない」
彼女「なにそれ~」
何でもない会話ですが、僕は思いました、本当に彼氏はプレゼントが欲しくなくて「いらない」と言ったのか・・・
実は僕も、妻から誕生日やクリスマスのプレゼントを「何がいい?」と聞かれると、「いらない」とか「何でもいい」と答えます
なぜかと言うと、確かに欲しかった物をプレゼントしてもらえば、嬉しいことは嬉しいけど、そのプレゼントをくれた人のことはあまり記憶に残らないと思うからです
プレゼントは「サプライズ」だから嬉しく感じるんです
大好きな彼女からプレゼントをもらいたくない彼氏なんていないはずです
エレベーターで会話をしていたカップルの彼氏の本心はきっと、彼女が自分で悩んで選んだものが欲しいのだと僕は思いました
僕は思います、周りの人を喜ばせる方法を沢山知っている人は、きっと観察力があり、コミュニケーションが上手な人です
生徒さんにおすすめの曲やミュージシャンを聞かれ、自分がそのCDを持っていれば生徒さんに貸してあげることが度々あります
その直後にいつも感じることですが、急にそのCDを聴きたくなるのです
長い間聴いてなかったのに、人に貸すと急にそれを聴きたくなります
自分の手元から離れることを知ると、その物の価値を思い出すのでしょうか
本を貸しても同じで、貸した直後にそれを読みたくなる感情が出てきます
人に借りたものを返し忘れて、そのまま自分の物になってしまったものが、今までいくつかあります
今もそれを持っています
実際には、いつになってもそれは自分のものではなく、その人の物です
今更だけど返しに行くべきだなと、このブログを書きながら思いました