OFFBEAT英会話教室では、5回のレッスンごとに僕が渡した封筒に生徒さんがお金を入れて持ってきてくださいます

昨日はまだ20代前半のF君からレッスン料をいただき、「ありがとう」と僕は言いました

まだ自分の洋服や趣味、友達付き合いなどに沢山お金を使いたい年頃だと思います

そんな彼からいただいたお金を自分の生活費にさせていただいているというのを一番実感できるのが、現金を手渡しでいただいたときです

彼のために、より良いレッスンを作りたいなと感じるときでもあります

僕も20歳の時に英会話学校に1年間通い、今にしてみれば大金を払いました

だけど、レッスン料は銀行の口座から毎月引き落とされるシステムになっていたので、あまりお金を払っているという感覚がありませんでした

お金をいただく側もそうですが、支払いをする側も、現金で渡した方が「お金を払っている」という感覚がリアルにわかるので、1回のレッスンをより大切に感じられるかもしれません

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先週、高校生の体験レッスンがありました

本人はそこそこ楽しんだ様子でした

体験レッスンが終わってから、彼女のお母さんと少し話をしました

その中でお母さんが、レッスンで受験勉強に対応できるかという質問をされました

僕は「しません」と答えました

厳密にいえば、「対応できる部分もあるけど、それは長く当教室のレッスンを受けてきた結果そうなったもの」です

ビジネスとして考えれば、生徒数が一人でも増えることはとてもありがたいことです

だけど、OFFBEATにはOFFBEATの理念があり、受験勉強を教えることはできないのです

ある本に書いてあったこと、「誰にでも愛されようとすると、結局自分は誰も愛せない」

OFFBEATは何でも対応できる英会話教室ではいけないんです

本気で英語を使ったコミュニケーションを求める人に対して、自分ができる限りのことをすることが、僕の仕事です

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一発目、郵便局

郵送したいものがあったので、郵便局へ行きました

5人いるスタッフのうち3人がカウンターに置いてあるパソコンとにらめっこをしながら、あーでもない、こーでもないと言っていました

だけど、彼らは「いらっしゃいませ」と言った後、僕がカウンターの前に立ったにもかかわらず、それを無視しているかのように、パソコンとにらめっこを30秒くらい続けていました

僕の後ろにまだ2人も並んで待っているのに、1人も対応を始めないのはなぜだろうと感じました

二発目、あえて名前は一部伏せますが、B●●K ●FF という古本屋

店の入り口を入ってすぐ左にカウンターがあり、今日はそこに女性スタッフが一人立っていました

彼女は僕が入店したことに気付き、「いらっしゃいませぇ~~~」と大声で言いました

僕と彼女の距離は3mほどしかなかったのだから、僕に聞こえるように言ってくれれば十分です

店の広さは、ライブハウスに例えると、スタンディングで200人は入りそうな大きさです

そんな広い店全体に響くほど大きな声で言われたら、正直、耳が痛いです

どちらもそうですが、「いらっしゃいませ」を誰に対して言っているのかが謎です

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新しく入会されたSさんは、美容師をされています

そのSさんがレッスンの後の雑談でこんなことを言われました

「若い美容師さんで、お客さんがこういう髪型にしたいと言っているのに、自分がいいと思う髪型を押し付けちゃう人がいるんです」

ちょっと驚きです

お客さんが欲しいものと違うものを提供しようとしているわけです

英語を習いたいと言っている人に、「あなたの発音はスペイン語向きなので、スペイン語を教えてあげます」っていうことに近いと思います

お客さんが相談をしてきたときに、自分がアドバイスできるように準備をしておくくらいが丁度いいと思うのですけど

ここにも、コミュニケーションの大切さを感じました

お客さんの言いたいことをよく聞き、深く理解する力がないと、その人が本当に欲しいものは提供するのが難しいですね

サービスを売る人には特に必要な能力だと思います

ある意味、技術より大切なものです

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来月、雑誌に当教室が掲載されるということで、原稿の文章を考えました

以前読んだマーケティングに関しての本をもう一度読み直し、参考にしました

その本の中に、「目的を持たない広告を出すことは、お金を捨てているようなものだ」というようなことが書いてありました

目的とは、その広告を見た人に電話で注文をしてもらいたいのか、FAXで資料を請求してもらいたいのか、来店してもらいたいのかということです

ただ単に電話番号やFAX番号が書いてあるだけでは、人は中々行動を起こさないならしいです

「キャンペーンは今週で終わりです」とか「先着50名様まで」という言葉があると、より行動に移しやすいらしいです

「ジャパネットたかた」を見ていると、とてもよく考えられているなと思います

きっと実演を見て欲しくなった人は10万円する商品でもあっという間に電話で注文してしまうのでしょう

何気なくテレビから聞こえてくる、「今すぐお電話ください」とか「早い者勝ちです」に反応してしまうのだろうな

因みに僕が参考にした本は、

「小予算で優良顧客をつかむ方法」神田昌典

です

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