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聴き取れるもの、そうでないもの
Kさんから、英検準1級を受けるにあたって、苦手なリスニングと語彙力強化をしたいという話をいただいたので、早速先週からリスニングがどうわからないのか調べてみました。
会話をリスニングすると、ほぼ全部と言っていいくらい聴き取れています。
Kさん曰く、会話でなく、スピーチやナレーションなどの一人が単調に話しているものが聴き取りにくいとのことでした。
昨日はナレーションになっているものをリスニングしてみました。Kさんが話していた通り、聴き取れる部分が減りました。
会話の場合は声のトーンや会話そのものの内容から、わかる部分が増えるようです。
確かに、あまり抑揚のない話し方は、聴き取るのがより難しくなるので、更に耳をスピーチに傾けて、集中しないとなりません。
もう一つは、スピーチやナレーション形式のものは、もう少し専門的な内容のものが多いので、知らない単語が沢山あって、それが認知できていない可能性も大きいので、同時にボキャブラリー強化も、大きな課題になりそうです。
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粘りのメンタル
ロールプレイの練習の種類が増えまして、ファーストフードレストランでの注文や、洋服屋での店員とのやり取りなどが加わりました。
先日、Sさんが洋服屋の状況で、「派手ではないネクタイが欲しい」というのを店員に伝える状況が出てきて、「派手ではない」をどう表現していいのか悩んでいました。
Sさんはいろいろ考えて、とにかく知っている単語や表現を並べることにしました。
Sさんが言ったことを日本語にすると、「ネクタイが欲しい」、「カラフルじゃない」、「シンプル」、「絵がない」などなどを出して頑張りました。店員役の僕は、Sさんがどんなことを言っているのかを何となくイメージすることができました。
「派手ではない」をそのまま英語から日本語しようとしたとき、「派手」という意味あいの英語を知らなければ、諦めて言うのを止めてしまいそうなところを、Sさんは粘って伝えきることができたかなと思います。
英語力はそう簡単に向上していきませんが、もう一歩込み入った内容を諦めずに話そうとするガッツは、Sさんについてきたと感じました。
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困った経験と心の余裕
Mさんは先週入会されたばかりですが、仕事で7月の10日から2ヵ国の海外出張が決まったそうで、それまでに何かしたいという気持ちがあるようです。
僕は、今から7月上旬までに英語力を急激に上げることはあまり現実的ではないから、英会話を通じて、リアルに困る体験を沢山しておくことはMさんのためになると本人に伝えて、Mさんも納得しました。
というわけで、レッスンでは、状況設定をしてロールプレイをするエクササイズを通常の5倍くらい多くやりました。
今回はホテルに滞在中に起こり得る状況を19パターン、すべて台本無しのアドリブで乗り切ってもらいました。
Mさんは英会話未経験なので、緊張から、知っているはずの単語すら出すのが難しいらしく、汗をかきながら頑張りました。
7月の出張で、実際にホテルで英語を使ってやり取りをする時には、一度困った経験をしたことが、Mさんの心に少しの余裕をもたらしてくれると信じています。
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教わるより、踊る回数
もうすぐ近所のお祭りがあり、それの盆踊りの練習が娘の小学校の体育館であったので、参加してきました。
シンプルな動きそうに見えて、実際に体を動かしてやってみると、思ったよりも覚えられないもんだなと感じました。
最初は盆踊りのベテランの方が皆に一つ一つの手や足の動きを順に説明してくれるのですが、いざ曲に合わせて踊ってみると、忘れているのです。
同じ曲を数回やっていると、徐々に参加者同士がお互いを見ながら覚え始めて、10回くらいやると、それとなく形になってきました。
興味深いのは、説明を受けても受けなくても同じことを繰り返していくうちに、人は物事を覚えていく能力を持っているということです。
英会話も同じように、「こういう時にはこう言いますよ」と教わるよりも、どう言えばいいのかわからない状況を沢山経験することで、自然に伝える力が身についていきます。
踊っている最中にもこんな事ばかり考えているから、他の人より覚えが悪いのは自分のせいです。
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単にシャイだから話さないのか