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「もう行けそうな気がする」
Sさんは、シンガーソングライターです。
Sさんには夢があって、「いつか外国でライブをやりたい」とOFFBEATのレッスンに来ると話してくれます。
昨日は、アメリカのライブハウスにSさんが飛び込みで行って、ライブをさせてくれるように交渉するリハーサルをしました。僕がライブハウスの店長で、Sさんが本人役です。英語そのものはまだまだぎこちないですが、実践に近い状況で練習をしたことで、Sさんの頭に交渉するときのイメージが少しできてきたみたいです。
レッスンが終わった後、Sさんは「もう行けそうな気がする」と言っていました。
もちろん英語が上達すれば伝わることや理解できることが増えてもっと楽しいでしょう。ですが、今のSさんのゴールが「外国でライブをする」ことなので、行ける気がしてきたら準備は半分整ったようなものです。
Good luck!
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意識を向け続けた先に見える世界
人間は、意識を向け続けていることに関しては、ふとどこかで目にしたり耳にしたときに反応できるようになってきます。
最近OFFBEATのレッスンを受け始めたNさんはまだ初級者で、英会話を始める前は街やテレビで英語を耳にしても、雑音としか認識できませんでした。
英会話を習い始めたことで英語に意識を向ける時間が増え、先日、Nさんが東京へ行く電車の中で英語のアナウンスが流れてきたときに、それに反応することができたと話してくれました。
僕は最近、植物を教室で育てるようになり、自然に植物全般に興味を持つようになりました。
チラシ配りで静岡市内を自転車でブラブラ走っているときに、今までは気にも留めていなかった畑の野菜や知らない人の家の前に置かれている植物を見て、「あれは芋の葉っぱだ」、「あれはキュウリかな」、「この家でもねむの木を育てていたのか」などと反応するようになりました。
色々なものに反応できるようになると、見える世界が今までと変わる感じがすごくします。興味のあることに意識を向け続けることだけなのに、人生がより楽しくなる感覚を味わうことができるので、かなりおススメです。
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余裕と自信
今年も生徒さんの多くが仕事や旅行で外国へ行きます。
初めて一人で外国旅行に挑戦する方も何名かいて、ドキドキしているみたいですが、もちろん楽しみの方が大きいでしょう。
今週、アメリカへホームステイをしに行くAさんに、僕がアメリカへ留学したときの経験を少しお話しさせてもらいました。それは、自信についてです。
僕がアメリカへ行った際の飛行機では、これから自分はやっていけるのかということを考えていました。2年の留学生活が終わって帰りの飛行機の中で、自分が行きの飛行機の中では感じられなかった「余裕と自信」がついていたことを思い出しました。
こんな話をAさんにしたので、Aさんは「行きの飛行機と帰りの飛行機での心境の変化を感じてみようと思う」と言っていました。
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「楽しい」という感覚はどこから来るのか
昨日、初レッスンだったFさんがレッスン後に「楽しかった」と言ってくれました
レッスン中は、わからないことだらけで何と言っていいかわからずに「う~ん」と悩む時間もかなり多かったと思います
人は何かをできた時に楽しいと感じるのは、簡単に想像できますが、その反対はどうでしょう?
できないことだらけだったときに楽しいと感じるのは、きっと僕にも経験があるはずです
例えば、僕がギターを16歳の時に始めた時は、知らないことや上手くいかないことばかりでしたが、楽しかったから今でも続けているのです
全くできていなかったのに、どこが一体楽しいのかと聞かれると、答えがわからなくて困ってしまいます
生徒さんを見ていて感じるのは、英会話を頑張るというよりも楽しむことの方が、伸びる要素としては高いのではないかということです
Uさんがレッスンの時、このような経験を話してくれました
ラーメン屋さんでバイトをしているUさんですが、先日、お店に日本語をほとんど話せない外国人がラーメンを食べに来たそうです
Uさんはおしゃべりが好きで、日本人のお客さんとはよく会話をするそうです
ですが、その外国人のお客さんを相手に英語で会話ができなかったそうです
「その時は”I was shy.”」と言っていました
Uさんがシャイになってしまったのは外国人のお客さんに対してではなく、周りにいた日本人のお客さんに「自分のつたない英語を聞かれてしまう」という理由からだったそうです
英語をある程度話せるようになってきた人でも、このようなことはよく起こることです
英語力がついてくれば解決する問題ではなく、心の問題です
Uさんはその日、日本語で困っていた外国人のお客さんを前に自分が英語を使わなかったことを後悔し、今度同じ状況になったときには勇気を出して英語で話すと言っていました
僕は英会話講師として、生徒さんに英語で話す自信をつけてあげるにはどうしたらいいかを、更に深く考えないといけないなと思いました