Uさんが、レッスン後にこんなことを話してくれました

「ラジオから英語が聞こえてきたときに、聴き取れるかどうかは別として、英語に耳を傾けるようになった・・

とても大きな進歩だと僕は言いました

聞こうという意識がなければ、英語は耳から入ってこないからです

英語に対する心理的な歩み寄りができることによって、英語を目にした時に「読んでみよう」と思ってみたり、街をあるいていて、外国人同士が英語で話しているのを「聴き取ろう」としてみることは、ある意味英語力をつけるより重要です

僕は生徒さんによく話します、「コミュニケーションの量に比例して英語力は伸びていく・・

英語から逃げずに向き合う意識は、多くの人が思っているよりも大事なことです

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今朝は、朝食にうどんを食べました

食べている最中、5歳の娘が僕に「あったかくて美味しいね」と言いました

僕はそれに対して「そうね~」と言いました

それを聞いた娘が、「とーちゃん、『そうね』は女の子が言う言葉でしょ~」とツッコミを入れました

子供も5歳になると、だいぶコミュニケーションの幅が広がってくるのを娘を観察していて感じます

それにしても、そもそも子供は言葉を教わらずに獲得してしまいますが、社会言語能力も同じように身に付いていくのが興味深いです

敬語はまだ使いませんが、「男の子が言う言葉」と「女の子が言う言葉」をしっかりと認識していて、自分は女の子なので、男の子の言葉は使うと変に感じるようになってきているのかもしれません

一方で、親や兄弟が使う言葉、友達が使う言葉、見ているテレビに出ているキャラクターが使う言葉などの影響を受けるので、同じ5歳児でも言葉の運用は随分と違うように見えます

なので、「男の子の言葉」を沢山使う女の子がいたとしたら、それは、環境による影響でしょう

言葉を獲得するということは、環境に順応するということの一部なのだと思いました

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先週の金曜日から昨日までの4日間、静岡で大道芸ワールドカップが行われ、多くの外国人パフォーマーが静岡に集まりました

僕は、今年は大道芸を見ている余裕がありませんでした

ですが、スノドカフェの柚木さんが「七間町店で、最終日の夜に大道芸人が集まるから遊びに来て」と誘ってくださったので、昨日行ってきました

僕がお店に着いたのは9時頃でしたが、まだ芸人さんは誰もいないようでした

とりあえず席についてコーヒーを飲んでいたら、僕の席のとなりにガンジーのような丸メガネに大きな口ひげの外国人のおじさんが座り、「ショウチュウ」をオーダーしました

そのおじさんに僕は「静岡に住んでいるんですか?」と日本語で質問したら、おじさんは「いや、フランスから来たんだよ」と英語で答えました

その先はずっと英語で会話をしました

「大道芸をみることができなかったけど、楽しかったですか?」と僕が質問したら、おじさんは「とても楽しかったよ」と答えました

そして、「静岡に来るのは初めて(first time)?」と聞いたら、おじさんは、”I have second”と言ったので、僕は2回目なのかと解釈しました

それから色々と20分ほど会話をしていたら、どうやらこのおじさんは大道芸人さんで、しかも彼の言った”I have seconnd”とは、「2位を取った」という意味だということがわかりました

HYDRAGONという名前のグループだそうです

おじさんは気分が良くなったのか、僕にも「ショウチュウ」をおごってくれて、さらには、ステージでパフォーマンスをしたアコーディオンをわざわざホテルまで取りに行って、お店で演奏してくれました

僕はとても感動したので、来年はおじさんのパフォーマンスを見に行くと約束をしました

しばらくして、ゾロゾロと大道芸人さんのグループがお店に入ってきました

おじさんのとなりに座ったのはオランダから来たという、イケメンの男性と美人の女性コンビでした

彼らはカエルの恰好をして、通りをピョンピョンと跳ねるパフォーマンスをしたそうです

おじさんがアコーディオンを取りに行っている間、僕はこのオランダ人コンビと話をしていました

女性が僕に、「日本人は学校で英語を勉強しているそうだけど、なぜ会話をしてくれる人があまりいないの?」と、鋭い質問をしました

僕は彼女に説明をして理解をしてくれたようですが、「理解し難い」と言っていました

外国の方たちは、日本人とコミュニケーションを取りたがっていました

片言でもいいから、英語でのコミュニケーションにトライできる日本人がもっと増えれば、と感じました

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楽しいレッスン」とはどのようなレッスンなんだろう、と、しばしば考えます

先日の出張レッスンで、超初心者の参加者の一人がレッスン後に「すごく楽しかった」と言ってくれました

レッスン中、彼女は僕の言ったことの意味が理解できなかったり、表現したいことが上手く英語で言えなかったりと、とても大変な1時間を過ごしたのではないかと僕は思っていました

彼女が言った「楽しかった」というのは、何かができたことに対してではなく、英会話が上達していけば、「あんなことやこんなことができるのかな」という未来へのイメージができたことで、ワクワクした気分になったのだと思います

人は、何かができたことで感じられる達成感で楽しさを感じることもあり、また一方では、自分ができない何かに対して、できるようになることを夢見ながらトライしていることに対する楽しさを感じることもあります

新しいことに挑戦している人を見ていると、自分も多くの刺激を受けます

秋という季節が、さらにそんな気分にさせるのかもしれません

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人に何かのやり方を教わるのは、効率がよくていいのは確かです

一方で、教わるということは、自分の力で考えて学び取る部分を省いてしまうということでもあります

自分で考えて行動すれば、失敗をすることは避けられません

小さい子供は、失敗を恥ずかしいと感じることはほとんどないので、何度でも同じことをトライするのは難なくできますが、大人になるにつれて「失敗することは恥ずかしい」と強く思うようになってしまうので、色々なことに対して慎重になってしまいます

英会話に関しては、これがはっきりと見えます

もちろん英会話だけでなく多くのことに言えることですが、「何でも人に聞いてしまう前に、自分で考えてみる

そして、物事を身に付けようとしたときに失敗は避けることができないので、「他人の目を気にしすぎないこと

この二つを実行している人は、何でも伸びが早いと僕は考えています

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