昨日の出張レッスン@ハワイ食堂レアレアで、こんなことがありました

参加者の一人が、高校2年生の女の子でした

レッスンが終わってから、僕は彼女に、今行ってみたい外国はどこかを聞いてみました

彼女は「ニューヨークに行って、セレブになりたい」と言いました

そこで良かったと思ったのが、まわりにいた大人の参加者の誰もそれを否定するのではなく、皆で「おおっ、いいじゃーん」、「じゃあ、英語はできないとね」、「ニューヨークに行ったことあるけど、刺激的だったよ」などと、応援したり自分の経験を話してあげたりしていたことです

日本では高校生といえば、次は大学へ進学みたいな流れがなんとなくあって、子供が「高校卒業したらニューヨークへ行きたい」とか「セレブになりたい」と言ったら、親や学校の先生方は「何をしにニューヨークへ行くの?」とか「そんな夢みたいなこと言ってないで勉強しなさい」と言ってしまいがちです

人が将来やりたいことをやれるかどうかはその人次第ですが、自分の家族、友達などが励ましたり応援してくれたら、できる可能性はより高くなるはずです

「やっぱり、学校の先生になりたい」と自分が思った時に、そこから大学を目指しても遅くはないと思います

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昨日は中学3年生のTちゃんが変化を見せました

普段は僕が言ったことに対して何か答えるときは、手堅く知っている表現を答えるだけで済ませていました

昨日は初めて、僕がよくレッスンの中で使っている表現を、Tちゃんは勇気を出していくつか使っていました

これは、小さな変化なのですが、大きな前進です

人の多くは怠け者で、自分が変わることを拒む傾向があります

現状維持が一番楽で、気持ちがいい状態だからというのが理由かもしれません

しかも、外部の圧力で無理に変えさせようとされると、余計に拒否反応を起こしてしまいます

だから、僕はTちゃんに、あえて「違う言い方も知っているはずだから使ってみな」などとは言いませんでした

人間は自分自身が「変わりたい」とか「挑戦したい」と思った時には、他人にやらされるときよりも何倍も力を発揮するものだと僕は思います

英会話講師として、親として、生徒さんや自分の子供を信頼して待つというのも、いいのではないでしょうか

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ときどきあるのですが、例えば、スーパーなどへ買い物に行って顔見知りの人に会って挨拶をするけど、「あの人は誰だったかな~」と思い出せないことが起こります

そして、しばらく時間が経ってから、「あっ、あの人は娘の保育園の同じクラスの~ちゃんのお母さんだ」という具合に思い出します

保育園ではそのお母さんとしょっちゅう会うのに、なぜスーパーで会うと「あの人は誰だったな~」となってしまうことが起こるのかを考えました

おそらく、そのお母さんは保育園でしか会わない人という先入観が僕の中にあり、違う場所で会うことはまずないと思っているからなのだと思います

僕の頭の中で、そのようにインプットされているのでしょう

その他の場所で会っても、自分の記憶から引っ張ってくるのに時間がかかってしまうのかもしれません

英会話でも、同じようなことが起こる可能性は大きいです

英会話学校だけでしか英語を使う機会がないと、記憶から英語を引っ張ってくるのに時間がかかってしまうことだってあり得ます

そうならないためにも、英語を使う場所を自分で探して増やしていくことが、いつでも使えるようになるためには重要なことのように思えます

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Oくんは物静かな高校1年生です

英語を勉強するのは以前から好きだったようで、OFFBEATに通い始めた2か月前の時点ですでに、軽くコミュニケーションをとることはできていました

そんなOくんが今年の夏休み中に、英語の勉強合宿というものに参加してくると、僕に話してくれました

普段はシャイで、あまり自分から話すことがない彼ですが、自ら積極的に何かをやろうと決心して行動することは、素晴らしいと感じました

勉強でもスポーツでも遊びでも、何でもいいのですが、夢中になれるものがあると、人生を楽しくするし、それがいつかどこかで人の役に立つことだってあります

将来、英語を使ってどうしようかというのは深く考えずに、今楽しめる英語の勉強をOくんには思い切り楽しんでもらいたいなと思います

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8月いっぱいで、TさんがOFFBEAT英会話教室を卒業されます

約2年半、教室に通われました

Tさんは今年65歳ということで、今まで勤めた会社も8月で退職されます

「これからは、時間とお金の使い方を考えて生活していく」と話されていました

OFFBEATに通われている間、Tさんは僕がレッスンのときに渡した英字新聞の記事のコピーや歌の歌詞のコピーを、辞書をコツコツ引きながら全部調べる作業をされていました

さらに、週末に行った場所についてのことをレッスンで話せるように、毎回2時間くらいかけて紙にメモをして準備をしてこられました

Tさんのコミュニケーション力、英語力は、ご自身でも驚くほど、2年半前と比べて伸びました

一番の理由は、僕のレッスンのおかげではなく、Tさん自身が夢中になって英語を勉強してきたからです

たとえ趣味であっても、中途半端ではなく、本気で英語に取り組むTさんを尊敬しています

Tさんはここ10年間で60カ国ほど旅行をされ、その全てがツアー旅行でした

10月には、英会話レッスンの成果を試すために、初めてニューヨークへ単独旅行を企画しているところです

ブロードウェイのオペラやホテルなどの予約も、自分の力でなんとか英語でやっておられるそうです

Tさんは、「人生はやりたいことがあるとき、始めるのが遅すぎるなんて、やってみないとわからない」と話してくださったことがありました

ニューヨーク旅行、楽しんでこられるといいなと僕は思っています

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