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自分の意見を持っているか
Sくんは、OFFBEATでレッスンを始めたばかりで、英語力はこれから伸びていくという感じです。
今日は「東京オリンピックが開かれることは、日本にとってどう良いか」、「今年のW杯サッカーのMVPがモドリッチに決定したが、S君だったら誰をMVPに選んだか」などについて話しました。
話し方はたどたどしいのですが、彼のすごいところは、どんなテーマの会話で意見を求められても、すぐに答え始めるという部分です。
普段から色々なこと考えて生活しているのかなと、僕は彼と会話をしながら想像していました。
英会話において、英語力があるに越したことはないのは間違いないですが、外国人と会話をした時により大事になることは、自分の意見を持っていて、それを片言でも語れるメンタリティかなと、今日のS君との会話で再確認できました。
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教え方を変えることはできないのか?
小学6年生の生徒さんたちのコミュニケーションが、それなりに上達してきました。
このままいってほしいと思うのですが、中学、高校と上がるにつれて英語力がつく半面、会話力が落ちる子もいたりします。
理由は、学校で文法を勉強したり、和文英訳をするようになると、OFFBEATのレッスン時にも、頭の中で作文をするクセがでてしまい、会話のテンポを崩すからです。
特に、進学校へ行っている子には、それが顕著に出ます。
学校や塾での英語の教え方は、主に、受験に焦点を当てているので、コミュニケーションにおいて言語を「操れる」ようになるやり方とはだいぶ異なります。
日本でも、そろそろ学校での教え方を、規範文法中心の教え方から、「まず実践で使える教え方」にシフトチェンジすることはできないでしょうか?
これに必要なのは、現場の先生がどう教えるのかを考える時間を、十分に与えられる余裕が各学校にあることだと思います。
でもその前に、根本的に、受験の制度をなくさないと難しいですね。
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「どうすれば出川哲郎のようになれるか?」
先月に入会した高校1年のSくんはバスケットボール(特にNBA)が大好きで、アメリカに憧れています。
そんなSくんが、レッスン中にこんな質問をしてきました。
「出川哲郎みたいにコミュニケーションが上手になるにはどうしたらいいか?」
僕が以前、ブログで出川さんのコミュニケーション能力について書いたのは1年くらい前で、Sくんに質問されて思い出しました。
彼の視点がすごいと感じたのは、テレビを見ていれば英語が流暢な人は沢山でてくるはずですが、なぜ出川さんのようになりたいと思ったか、という点です。
出川さんといえば、体当たりイングリッシュです。
自分が英語がそれほどできなくても、外国人に話しかけるメンタリティーがあること、適切な単語や表現を知らないときに、自分の知っている表現を上手く使って相手に伝える能力が高い部分に憧れているようです。
で、Sくんの質問に対する僕の答えですが、「OFFBEATのレッスンを受けること」と即答しました。
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OFFBEAT英会話教室で何を学んだか
3月に高校を卒業して、4月から大学生になり、他県へと引っ越したSくんとTちゃん。
僕は彼らの最後のレッスンでそれぞれ、OFFBEATのレッスンでは英語を教えることはなかったが、何か学ぶことはあったかという質問をしました。
Sくんは、「英語を話すときだけでなく、外国人とコミュニケーションをとる時にどう工夫するのかというのを沢山学んだ」と話してくれました。
Tちゃんは、「とにかく自分で考えることを沢山経験して、それが習慣になった」と話してくれました。
僕はレッスンのとき、生徒さんに「Why? What do you think?」と意見を求めることを頻繁にします。
そのたびに生徒さんは考え、自分の意見として発することを習慣にしています。
しっかりとした文を作って話す生徒さんはいませんが、習ってないから話せないと言い訳をする生徒さんもいません。
「あなたの英語は完璧だね」と言われるよりも、「あなたの考えはとても面白いね」と言われる人を作るレッスンをやっていきたいです。
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