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「何を話せばいい?」
生徒さんによって、元々おしゃべりが好きな方や苦手な方、それぞれです。
おしゃべりが苦手な方に多く共通するのが、英会話を習ってはいるものの、何を話せばいいのかわからないということ。
「せっかく英会話ができ始めたのだから、何か話したい、だけど何を話せばいいの?」という問題がレッスンの中で見つかることが最近何名かの生徒さんにありました。
中には、日本語で会話するときはある程度話題も豊富に会話を楽しむことができるけれども、英会話になると話題が急に狭くなってしまって、「何を話していいかわからない」となる方もいます。
そういう方は、もしかすると、自分の英語にまだ自信が持てないために、「この話題は自分の英語力ではできないだろう」と無意識が判断して、自分にストップをかけているのかもしれません。
生徒さんによって、一言で「話題が見つからない」といっても、なぜ、どのようにそうなってしまっているのかをよく観察して、適切なアドバイスができればと、最近考えています。
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体がレッスンの方を向いた
CさんがOFFBEAT英会話教室に入会して、3回のレッスンを終えました。
1回目と2回目のレッスンの時は、Cさんはかなり緊張していたようで、レッスンの最中ずっと体が90度右を向いて、頭だけこちらを向いている状態でやっていました。
ボディーランゲージのスペシャリストが書いた本を読んだときに、会話の相手が会話の最中に体を横にそらすのは、早く話を終えたいサインだと書いてあったのを思い出しました。
Cさんがその時、どのような心境だったのかは聞かないようにしましたが、明らかに緊張しすぎてレッスンにまだ入れていないことだけは感じ取ることができました。
3回目のレッスンの時、Cさんは体全体を僕に向けて1時間レッスンを受けることができていました。
1回目の時と同じように、知っているはずの単語がすぐに出て来なかったり、頭の中で時間をかけて文を作ってから話そうとしてしまう部分はまだまだありますが、ちょっとだけレッスンの雰囲気に慣れ始めて、集中できるようになってきたのかもしれません。
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グッドラック、Kさん
Kさんは自分の更なる挑戦のために、先日、英検準1級を無事に取得して、その報告をしてくれました。
今日はKさんの最後のレッスンになりました。今週、突然転勤が決まり、4月上旬に静岡を去ります。
僕はレッスンの時にKさんに「僕はレッスンで一切英語を教えることはしていないけど、何かレッスンで学んだことがあるとしたら何ですか?」と質問しました。
答えは、「コミュニケーションで大事なことは文法的に正しい文で言うことではなく、伝えようとするモチベーションを前に出すこと」でした。
多くの生徒さんに僕は、「あなたの話し相手が知りたいのは、正しい文で言えているかどうかではありません。あなたが何を伝えようとしているのかを知りたがっているんです。」と言葉で伝えています。
Kさんは僕が言わずとも、レッスンの中でそれを自ら感じ取り、約1年半それを実践してきました。
僕は、Kさんが新しい場所で更にコミュニケーションに磨きをかけ、夢に向かって前進する姿を遠くから見守り続けられたらと思っています。
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なぜOFFBEATの生徒さんはガンガン話せる?
レッスンのエクササイズで、日本語の言葉(暗黙の了解、弱肉強食)などを英語で説明するものがあります。
説明する言葉が抽象的なものばかりなので、生徒さんはこれを表現するのにとても苦労しています。
この訓練をやっていくうちに、どう説明すれば相手にわかってもらいやすいのかというのを、生徒さんは理解しはじめます。
ほとんどの生徒さんは、どのような状況のときに使うのか、例を挙げて聞いている相手の頭の中で上手く想像してもらう、などの工夫ができるようになってきました。
Tさんが、「先生、これ、英語の前に日本語ができてないとダメですね」と言っていました。
その通りだと思いますし、更に言うと、頭の中でその言葉を絵にする力が必要です。
OFFBEATの生徒さんが片言でもガンガン英語で話せるのは、このような難しく感じる練習を初級レベルから沢山やっているからだと思います。
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「出川イングリッシュ」のどこがスゴイのか?
昨年末、生徒さんから「先生、『出川イングリッシュ』みたことありますか?すごく面白いから見てください」と言われて、インターネットで探して見てみました。
「世界の果てまでイッテQ!」というテレビ番組の企画の一つ(タイトルは、「はじめてのおつかい」)で、コメディアンの出川哲郎さんがアメリカやイギリスへ行って、与えられたミッションをクリアするもので、出川さんのキャラもあって、とても面白かったです。
ただ、僕はコミュニケーションを教える仕事をしているので、どうしてもそんな目線で見てしまい、そうみると、出川さんのコミュニケーション能力の高さ(特に方略的能力)に驚きます。
方略的能力は、簡単に言うと、言語で伝えきれない部分を何かで補う工夫の力のこと。
「宇宙食」が英語でわからなくて、地元の人に粘り強く聞いてまわるのですが、宇宙食で埒があかないと思ったら、映画「E.T.」の話をして、まず「宇宙人」、「宇宙」という単語を相手から引き出そうとするところなどは、すごい発想力だなと感じました。
英語力が低くても、コミュニケーションを楽しめる人がいる、それは誰?どうやって?
出川イングリッシュを見ると、いろいろ参考になるはずです。