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アメリカでネジを売りたい
MさんはOFFBEAT英会話教室に入会されて3ヶ月の60代の男性です。
よくよくお話を伺ったら、Mさんはネジを製造する会社の会長さんで、この会社は国内シェアは業界でトップだそうです。
これから自社の製品をアメリカでも扱ってもらおうと売り込みに行くことを決めたのがきっかけで、英会話を始められました。
まだ会話は初級レベルですが、約3ヶ月経った昨日のレッスンで、来週から実際にアメリカの数社に試しにアプローチをしたいから、そのための準備をレッスンでさせてほしいとの要望をいただきました。
僕はこの時、「Mさんのようなこの行動力が物事を実現させる鍵だ」と感じました。
英語力が有る無しは関係なく、アメリカの会社と取引をしたいと思ったら、誰かの力を借りながら毎日前進するこの感じ、さすが優良企業のトップに立つ人はこれができるから、会社が大きくなるのは必然だと思いました。
生徒さんから学ばせてもらっていることが沢山あります。
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英語で話す人たちの中に馴染む訓練
中学生から大人の生徒さんは現在、説明をする訓練、話を要約して伝える訓練、自分の意見を出す訓練をレッスンで行っています。
これらのどれも簡単ではありませんが、特に日本人にとって苦手なことは、「これについてどう思いますか?」という質問に答えることです。
正解ばかりを求められる教育を受けてくると、この傾向は更に強くなります。
「あなたはどう感じているのか」を聞かれているのに、正解がわからないと思い込んでしまって、「わからない」と答えてしまう、そうすることで、「日本人の考えていることはわからない」とか、「日本人はシャイだ」と外国人から思われてしまう。
英語を学ぶということは、英語を話す人たちとコミュニケーションをとるのが前提であるので、彼らがどのようにコミュニケーションをとるのかを知って、自分もそれに馴染めるようにする訓練は、日本人にとって、英語の勉強の中に含まれるべきだと思っています。
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テストのための準備
先日のレッスン後、Fさんから質問を受けました。
英検を受けてみたいけど、いつくらいなら受けても大丈夫かどうかということでした。
僕は、いつでもOKだと答えました。
本来は、テストのために勉強をして合格するよりか、普段から沢山勉強している人が腕試しにテストを受けて合格するほうが、同じテストに合格するにしても、実力的には上なのは明らかです。
自分が中学や高校の時に、学校のテストで毎回テスト勉強をしていい点を取ったり悪い点を取ったりしていましたが、テストのために勉強して点数が良くても、それが本当に理解していたとか学力がついたことにはなっていなかったのかなと、今では思います。
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聴き取れるもの、そうでないもの
Kさんから、英検準1級を受けるにあたって、苦手なリスニングと語彙力強化をしたいという話をいただいたので、早速先週からリスニングがどうわからないのか調べてみました。
会話をリスニングすると、ほぼ全部と言っていいくらい聴き取れています。
Kさん曰く、会話でなく、スピーチやナレーションなどの一人が単調に話しているものが聴き取りにくいとのことでした。
昨日はナレーションになっているものをリスニングしてみました。Kさんが話していた通り、聴き取れる部分が減りました。
会話の場合は声のトーンや会話そのものの内容から、わかる部分が増えるようです。
確かに、あまり抑揚のない話し方は、聴き取るのがより難しくなるので、更に耳をスピーチに傾けて、集中しないとなりません。
もう一つは、スピーチやナレーション形式のものは、もう少し専門的な内容のものが多いので、知らない単語が沢山あって、それが認知できていない可能性も大きいので、同時にボキャブラリー強化も、大きな課題になりそうです。
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粘りのメンタル