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困った経験と心の余裕
Mさんは先週入会されたばかりですが、仕事で7月の10日から2ヵ国の海外出張が決まったそうで、それまでに何かしたいという気持ちがあるようです。
僕は、今から7月上旬までに英語力を急激に上げることはあまり現実的ではないから、英会話を通じて、リアルに困る体験を沢山しておくことはMさんのためになると本人に伝えて、Mさんも納得しました。
というわけで、レッスンでは、状況設定をしてロールプレイをするエクササイズを通常の5倍くらい多くやりました。
今回はホテルに滞在中に起こり得る状況を19パターン、すべて台本無しのアドリブで乗り切ってもらいました。
Mさんは英会話未経験なので、緊張から、知っているはずの単語すら出すのが難しいらしく、汗をかきながら頑張りました。
7月の出張で、実際にホテルで英語を使ってやり取りをする時には、一度困った経験をしたことが、Mさんの心に少しの余裕をもたらしてくれると信じています。
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教わるより、踊る回数
もうすぐ近所のお祭りがあり、それの盆踊りの練習が娘の小学校の体育館であったので、参加してきました。
シンプルな動きそうに見えて、実際に体を動かしてやってみると、思ったよりも覚えられないもんだなと感じました。
最初は盆踊りのベテランの方が皆に一つ一つの手や足の動きを順に説明してくれるのですが、いざ曲に合わせて踊ってみると、忘れているのです。
同じ曲を数回やっていると、徐々に参加者同士がお互いを見ながら覚え始めて、10回くらいやると、それとなく形になってきました。
興味深いのは、説明を受けても受けなくても同じことを繰り返していくうちに、人は物事を覚えていく能力を持っているということです。
英会話も同じように、「こういう時にはこう言いますよ」と教わるよりも、どう言えばいいのかわからない状況を沢山経験することで、自然に伝える力が身についていきます。
踊っている最中にもこんな事ばかり考えているから、他の人より覚えが悪いのは自分のせいです。
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何とかしようという力
Sくんは、OFFBEAT英会話教室に通い始めて3ヶ月目に入りました。レッスンにも慣れてきたみたいです。
レッスンに通い始めたころは、自分が伝えられないことがあると、すぐに日本語で考えてしまうか、僕に助け船を目で求めてきていました。
昨日のレッスンでは、少しその辺に関して変化が見え、どう伝えようか一度考えてみるようになってきました。
英会話で重要なのは、単語や表現を沢山知っていることもそうですが、学び始めのころはまだ語彙があまりないので、言葉で通じないときにどうすれば自分の言いたいことを理解してもらえるかを工夫することも大切だと考えています。
自分が伝えられなくて困る経験を沢山するからこそ、何とかしようという力がついてくるのだと僕は思っています。
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長い文で言われると理解ができない
S君は4月から高校2年生で、OFFBEAT英会話教室に通い始めて2か月たちました。
自分の言いたいことは体当たりで何とか伝えることはできています。
反対に、相手が言っていることは、長い文になると日本語に訳すクセがついているので、頭の中で考える時間が必要で、瞬時に反応することができていないようです。
毎回のレッスンで、話しかけられた後すぐにリアクションをとる練習をしていますが、少し長い文で僕が話しかけると、頭の中で日本語に訳しきれずに理解することができていません。
僕はゆっくり話すのを止め、あえて早く話し、S君が日本語で処理できなくしてみました。
一つですが、S君は感覚で僕が言ったことが理解できたようで、早く返答しました。
相手が言ったことを、頭の中でダイレクトに絵にできれば、少しずつ反応も早くなってくると考えています。
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「絵を見せてほしい」