昨日は久しぶりに、静岡県内にある子供英会話教室の経営者から成るコミュニティーの、定例会に参加させていただきました

OFFBEAT英会話教室は小学5年生から大人が対象なので、子供英会話教室とは色々な意味で違う点があって、それぞれの先生のお話を聞いていて新鮮でした

昨日は、大人の教室と子供の教室での大きな違いに2つ気が付きました

一つは、大人の場合は習う本人が教室に通うかどうかを決め、子供の場合はたいてい親が決めるということ

昨日の話でも出てきたことですが、ある先生の教室で「中2の子供に中学卒業までに英検準2級をとらせてほしい」と要望があったり、同時に同じ親から「学校のテストも点数を取れるようにしてほしい」ということがあるそうです

週一回のレッスンではかなり無理のあることではありますが、それ以上にどれほどの負担が子供さんにかかるのかということは、親はあまり想像できていないでしょう

二つ目は、イベントの種類です

僕の教室ではパーティーを開きますが、はっきり言って大人の食事会、飲み会で、とくに準備をする必要などはありません

子供英会話の場合は、ハロウィン、イースター、クリスマスなど、先生が準備に労力が必要なイベントが沢山ですが、毎年子供が成長する姿を見られるのが先生にとっては何より励みになるでしょう

レッスンで、大人と子供で英会話の教え方は違った方がいいのかどうか、僕にはわかりませんが、明らかにレッスンの中で話題にする内容が異なることは確かで、そのために、エクササイズが異なるのも自然かなと思いました

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Sさんがアメリカの旅行から帰ってきて、初めてのレッスンが土曜日にありました

約一週間、ジョージア州とフロリダ州へ行ってきたそうです

Sさんはちょうど7月4日の独立記念日にアトランタにいたらしく、花火があがっていたそうです

アメリカで思ったことは、CNNなどのニュースを見て理解することは何となくできたとしても、バーに行って、そこで知り合った人と楽しく会話をするのはまだ難しいとSさんは話してくれました

日常の会話を英語で楽しむことは、実は難しいことなのです

どのような内容を話すのかは、相手によって違いますし、幅が広過ぎて予習のしようがないからです

Sさんはクライミングが好きなので、アメリカでクライミングジムに行って、そこで専用の靴を買ったらしいのですが、靴を選ぶ際にスタッフにアドバイスをもらったそうです

このようなコミュニケーションは、自分に興味がある分野なので知識がある分、話しやすいのでしょう

僕もアメリカ留学中に経験したことですが、より多くの人とより多くの内容について話す経験は、英会話力をアップさせるうえでは重要な要素の一つになるのかもしれません

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Fさんがレッスン後に、今年の秋に1週間オーストラリアへ行く予定を立てたということを話してくれました

一週間でどれくらい英語力が伸びるのかをFさんは気にしているみたいで、そのことについて僕に質問してきました

僕は、残念だけど一週間では英語力が伸びたという実感はほとんど得られないと答えました

Fさんは一週間のうちの半分を語学留学として過ごし、残り半分を自由時間で使えるプログラムに参加するとのことです

なので、僕はFさんに、自由時間をなるべく地元の人と接する機会として使い、実りのあるコミュニケーションを沢山とることが自信につながるということを、自分の経験をふまえて伝えました

Fさんの最終目的は、自分一人で誰の助けも借りずに海外旅行を楽しむことのようです

そのために今、英語を一生懸命に勉強しているそうです

しっかり準備をしてからでないと不安なことが多いようで、どうしても更に英語力をつけないと一人では旅行を楽しめないと思われています

これは沢山経験したことがないと理解することは難しいですが、英語が十分に通じることと、旅行を楽しめることはイコールで結ぶことができないと、僕は思っています

まずは初めての経験として、Fさんが一週間でどのようなことを感じてくるのかというのが、楽しみです

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Tさんが、バルト3国へ9日間旅行で行かれ、一昨日帰国して昨日からまたレッスンへ復帰されました

昨日は僕がTさんの旅行について沢山聞きたかったのと、Tさんも話したいことは沢山あるだろうと予想し、いつもより長めに雑談の時間をとりました

バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)各国の見どころや印象に残った出来事を約20分ちょっと、Tさんが紙に書いてきたメモを見て、その時のことを思い出しながら話をしてくれました

驚いたことに、リトアニアの人は母国語を含めて5カ国語を勉強するそうです

エストニアが3か国の中でも特にお薦めらしいです

それにしても、Tさんは1年半くらい前にOFFBEATで英会話を習い始め、最初は僕が言っている簡単なことも理解できない状態でしたが、今は約20分間、自分が話したいことを英語で伝えられるようにまでなったことは、とても素晴らしいと思います

「英語で」と言っても、文法通りの正しい文で表現できることにはまだほど遠いですが、「表現する」、「コミュニケーションをとる」という意味では、かなりレベルアップしたと思います

なので、Tさんには自信をもって、”I speak English.”と言っていただきたいと僕は願っています

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日本人の先生と英会話をすると話が通じやすいのに、外国人の先生と話をすると急にわかり辛くなると感じる人が多いのはどうしてだろう、と僕は考えていました

日本人の先生の方が易しい英語をより選んで使っているからなのかと僕は思っていました

それも理由の一つだとは思いますが、「共通の基盤」というものも理由の一つになるだろうと思います

岡本真一郎氏の著書、「言語の社会心理学」に共通の基盤のことについて書かれています

少しだけ抜粋します、「コミュニケーションが上手く成り立っていくためには、話し手と聞き手の間で、知っていることや仮定することが一致する必要がある。つまり、双方が伝えようとする基盤に共通性が必要なのである

日本人が外国人と会話をするときは、お互いに違う文化を持った者同士なので、持っている基盤が違うといえます

そういう意味で、コミュニケーションが上手く成り立たたせにくい状況を作ってしまうのかもしれません

ですが、同じ外国人といつも一緒にて、毎日コミュニケーションをとるようになれば、その外国人とは徐々に共通の基盤を築けるようになるはずです

こう考えると、多くの外国人と沢山の話をする経験は重要です

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