相手に何かを伝えるのに、言葉にすることはとても大切です
だけど、時には言葉よりも態度で示すほうが伝わることもあると僕は思います
彼女が作ってくれた手料理を彼氏が食べるとき、「これ美味しいね」と言いながら、なかなか食が進まなかったら、彼女の心では「本当に美味しいと思ってるのかな」と疑問に思うかもしれません
逆に、言葉にするのは「おかわり」だけだとしても、モリモリ食べてくれる彼氏を見れば、彼女の心では「喜んでもらってるみたいで良かった~」ときっと思います
英会話を学んでいる人も、言葉で通じなかった部分は他の手段で伝わることもあるということを頭に入れておけば、もう少し気が楽になるはずです
Uさんが約2週間のカナダへの短期留学から帰ってきました
思ったように自分の英語が通じないことが多く、悔しい思いをしたそうです
ネイティブの人が話す英語にやっと耳が慣れてきた頃に、帰国することになってしまったと話していました
彼女が話してくれたことのほとんどは、英語のことではなく、自分の目で見て初めて感じてきた「カルチャーショック」についてでした
食べ物のサイズの基準が日本とカナダでは違うことや、レディーファーストの習慣などが印象に残ったらしいです
外国へ行くことによって英語をどれだけ身に付けられるかよりも、どれだけいい経験をしてきたかということの方が、本人にとっては貴重なことではないかなと、僕は思います
この2週間で、いい思い出が沢山できたみたいなので、Uさんにとってはいい経験になったはずです
「またカナダに行って、ホストファミリーに会いたいです」とUさんは言っていました
彼女の世界が広がりました
今週から始めた質問のエクササイズを、まず生徒さん全員に体験してもらい、反応を見ています
昨日もNさんのレッスンでこのエクササイズをやりました
Nさんにとっては少し簡単すぎたなという印象を僕は持ちました
同時に、改めてNさんの英語力が伸びているのだなということを感じました
昨日、レッスンの中で最近やっていることをNさんに尋ねた時に、NさんはYouTubeで洋楽を聴いたり、英語のネイティブスピーカーではない外国人の英会話を観たりしていると話していました
「レッスン以外でも沢山の英語に触れてください」と僕はOFFBEATに通い始めた生徒さんには伝えているのですが、Nさんはそれをすでに習慣にしていました
英語に対する抵抗が、かなり無くなってきたということだと思います
意識をして「やらなければ」から、無意識に「あれ、気が付いたらやっていた」になれば、他人から見て努力しているように思えることも、本人からすれば、「楽しいからやっているだけ」と言えるのかもしれません
昨日から早速、質問のエクササイズを導入しました
目的は、質問の形をいくつか覚えることで話題を作れるようにすること、質問の出だしだけでも覚えて積極的に相手に聞けるようにすること
この二つです
質問はリストにしてあって、英語の文のみ書いてあります
生徒さんはリストに書いてある質問を上から順番に僕にしていくのですが、一つ一つを見ずに僕に質問しなければなりません
だから、質問する前に覚えないといけないようにしました
ただ文字を声に出して読んで質問したことにしていたら、臨場感に欠けるような気がするからです
昨日はTさんがこのエクササイズに挑戦しました
僕がTさんの質問に答えていったのですが、このエクササイズが終わってからTさんは「そうか、そう答えればいいんですね」と言われました
普段は質問をされることの方が多いから、質問に対する答え方をこれによって知ることができる、Tさんにとっては一石二鳥です
ふと、突然思い出しましたが、昨日でOFFBEAT英会話教室をオープンして6年経ちました
今後ともよろしくお願い致します
昨日のIさんのレッスンが終わった後、こんな話になりました
Iさんは英会話を始めてまだ間もないですが、少し言いたいことを単語でも出そうとする意識がでてきました
だけど、レッスンの一番最後にやる「英語での雑談」のときに、相手に質問することがなかなかできないとIさんは話してくれました
人によっては、そもそも何を聞いていいのかわからない、要するに「話したいことがない」と言う状態になってしまうこともあります
Iさんの場合は、聞きたいことがあるのだけど、それをどう聞いていいのかわからなくて、単語すら出すのが難しいみたいです
一昨日、Tさんも「相手に質問するときに、どう聞いていいのか全くわからない」と言われていました
今までは、話しかけられたことに対して答える、「受け答えの練習」はやってきていましたが、それとは区別して、「自分から相手に質問をする訓練」もエクササイズとして加えた方がいいかなと感じました