僕が生徒さんにお題を出して、生徒さんがそのお題について一分間話し続けるエクササイズです

例えば、自己紹介をしたり、朝起きてから今まで何をしたかとか、自分の趣味についてなどを話してもらいます

特に自己紹介は、ほぼ毎回やってもらいます

普段は無口な人でも、1分間与えられたら、なんとか話そうとするものです

大切なことは、英語を「セリフのように覚える」のではなく、「その場で思ったことをアドリブで話す」ことです

もし日本語でこれをやるのが苦手な方は、もちろん英語でやることも苦労するでしょう

逆に考えれば、これを英語でできるようになってくれば、日本語でも話の組み立てをできるようになるのではないかと僕は思います

なぜかというと、日本語で話しても英語で話しても、頭の中に浮かぶ絵は一つしかないからです

なので、これは英語の練習ではなく、話を組み立てる練習として僕は行っています

そして、沢山自分のことを話せるようになって、皆さんに自信をつけてもらいたいと思っています

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Fさんのレッスンの後、こんな話をしました

度胸をつけて羞恥心を乗り越える大切さはわかったのだけど、やっぱりどうしても、人前で英語を話すことに抵抗があるとFさんは言いました

大切さを理解できたからといって、すぐに行動に移せないのが「羞恥心」です

僕はFさんに「初めの一歩目を何とか出してみること」が大切だと話しました

そして、一歩目を出すことによって少しの自信をつけ、二歩目、三歩目を出していけば、慣れてきます

慣れるということは、ことによっては怖いことなのかもしれません

例えば、自分が髪の毛を美容院で切ってもらい、失敗して変な髪型になったとします

初日はいろいろな人に指摘され笑われて、恥ずかしい思いをするかもしれません

だけど、二日か三日経つと、そのことを言う人もいなくなり、自分も周りもこの失敗した髪型に慣れてしまうようになります

いくら髪は伸びると言っても、三日で髪型が整うほど伸びることはないので、「変な髪型でも平気」になってしまうんです

こう考えると、慣れは怖いです

だけど、これを英会話にあてはめた時、「変な英語でも平気」な自分と、「恥ずかしくて何も話せない」自分の二通りを客観的に見た時に、どちらの方が楽しくコミュニケーションをとれるのかを考えれば、きっと多くの人は変な英語だとしても、度胸で話す自分を選びたくなると僕は思います

だから、まず一歩、なんとか一歩目を出してほしいです

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5月27日に行ったセミナー、準備に3週間ほど使いました

この間、どのように話せば参加者みなさんに僕の言いたいことが少しでも伝わるのかというのを考えていました

そうしているうちに、「コミュニケーションをとる」ということを図に描いてみました

その図をぼんやりと見ていたら、これを元に、自分の生徒さんの伸ばしたい「能力」や「意識」は何なのかを考えればわかりやすいなと自分で思いました

これがわかってくると、今自分がやっているレッスンの流れを多少崩してでも、各生徒さんに対して、もっと必要な部分を重点的に訓練できるような気がしています

何となく見えたら、実行です

実行しながら修正をしていき、更に良いものができればと思います

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英会話を教えていると、やっぱり語彙力は大切だなと感じるものです

僕が言う「語彙力」とは、”catch up with”とか”take it over”など、気の利いた表現ではなく、主に自分が話題にしたいことに出てきそうな単語です

その中でも名詞を僕は重要視しています

もちろん動詞や形容詞なども大切です

ですが、行ってみたい国の話をしたときに、「アルゼンチンって英語でなんて言うんだ?」とか、料理や栄養の話をしているときに、「ナトリウムは英語なのか?」というものを考えだすと、話が先へ進みません

「アルゼンチン」や「ナトリウム」を英語で知っていれば、会話が通じやすくなるはずです

そこで、自分のレッスンの中でどれだけ単語力をつけられるのか、この部分に力を入れて、しばらく色々と考えようと思っています

もっと会話が楽しくなるように、文法は後回しにして、まずは語彙を増やす・・・

OFFBEATのスタイルでやっていこうと思います

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昨日は始めて、自分の教室以外の場所でセミナーをやりました

場所はレストラン伊太利亭さん

2時間のセミナーの中で、僕が一時間話をして、残りの一時間で夕食をとりながら参加者同士が雑談を楽しみました

昨日僕がセミナーのテーマにしたものは「度胸」です

「英会話(コミュニケーション)において、英語力以上に大切なのが度胸なんです」ということを、なるべく英語を習っていない人にもわかりやすいようにお話させていただきました

図を使って説明したり、「度胸」に関する事例をいくつか話したり、人形劇をやりながら度胸がある人とない人ではどんな差が生まれるのかを見せたりと、自分なりの工夫でプレゼンテーションをしました

「英語力以上に大切なもの」に気づいた人が、今後、人とのコミュニケーションをとることに対して勇気を持って体当たりしてくれればいいなと思っています

じゃあ、どうすれば勇気がでるのか・・・

ここからまた更に勉強して、羞恥心の壁を低くできる方法を探していこうと考えています

そして、度胸がついてきたので、それを試す機会を欲しがっている人のために、異文化交流などの機会を作れたらと思います

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