Mさんは超初心者で、先月から始めたばかりなので、まだなかなか英語が口からでてきません

それでもMさんは一生懸命に気持ちを前に出してくれます

昨日のレッスンでは、映画の話をしました

僕が持っている映画のDVDのパッケージを一通り眺めて、”This…….movie………………..持ってます”と言いました

この会話の相手がネイティブスピーカーだったら、100%は通じないかもしれません

だけど、0%ではないはずです

単語だけでも発したからこそ、会話が進むんです

今日、体験レッスンをやって入会したばかりのSさん

彼は英語の知識は沢山持っていそうです

英語のニュースも見ているそうです

彼が身に付けたいのは、英語を話す「度胸」

仕事の都合もあって、静岡にいられる時間が限られているそうで、約1ヶ月限定レッスンになりました

僕の教室では基本的に短期間で希望の方をお断りしているのですが、Sさんの目的を聞いて、レッスンをやらせてもらおうと決めました

彼には沢山話してもらうつもりです

大変でしょうが、英語よりも気持ちを出す大切さを沢山体験してもらいたいと思っています

続きを読む →

昨日のSさんのレッスンで、始めたころよりも彼女が伸びた部分は、込み入った内容の話でも、とにかく英語でトライしてみる「勇気」がついたことだと感じました

Sさんの英会話のレベルは初級でもなく上級でもないので、およそ中級くらいです

中級レベルの人が、一番英会話に対して心理的に複雑なものを持っている段階だと僕は思っています

少し文を使って話せるようになってきてはいるけれども、まだまだ単語や表現などを十分に知らないので、一部は片言でしか話すことができない状態だからです

本当は全てを文で話せればカッコいいに越したことはありません

だけど多くの中級者は、文で話せないことは会話そのものを止めてしまいたくなるはずです

半分だけ文で話せて、もう半分はゆっくり、ぎこちない話し方になってしまうので、羞恥心がはたらくからです

僕が生徒さんに対して、「単語だけでもいいから、どんどん話ましょう」と伝えているのは、中級者になってから更に伸びるには必要な考え方だからです

なので、Sさんがトライできるようになってきたことは、英語力が伸びる以上に大きいことだと僕は思います

続きを読む →

昨日、体験レッスンをしたFさんが入会しました

Fさんは現在、違う英会話学校に通っているらしく、英語を知っています

だけど、自分があまり話さない内容の話をすると、頭の中で想定していたような文を作ることができなくなって、言葉に詰まってしまうらしいです

そういう時のFさんの頭の中では、日本語で言いたいことを先に文にしてから、それを英訳しているとFさんは話してくれました

昨日の体験レッスンをしながら、僕もFさんの話し方を観察して、おそらく半分くらい日本語を英訳してるのだろうなと想像していました

そこで、僕がFさんにアドバイスしたことは、無理にきちんとした文で話そうとすることをやめること

あまり会話の中できちんとした文で言おうと意識してしまうと、紙に書いた作文を読み上げているように聞こえてしまうからです

日本人が日本語をスラスラとしゃべっているとき、必ずしも「正しい表現」を使っているとは限りません

単純に、言葉が次から次へと口から出てくるから、流暢だと感じるのだと思います

観察して、想像することによって、生徒さんには何が必要なのかが見えてきます

続きを読む →

二歳児の反抗期、それは、「お雛さまに触っちゃダメだよ」と言われたら、お雛様の「まわり」にシールをベタベタ貼ること・・

土曜の夜は静岡西高の同窓会へ行ってきました

単純に楽しかった

それ以上は言葉で表現できません

今朝、同級生の一人から「またやろうね」とメールが来ました

とても嬉しいことです

日曜日は、バンドの3月25日にあるライブのリハーサルがありました

スタジオに入ると毎回思うことですが、音楽は言語のいらないコミュニケーションということ

まだ各メンバーの役割が決まっていない段階なので、曲が止まれば、「ここはどうする?」、「あそこはどうする?」と言葉でコミュニケーションを取り合います

曲が始まると、例えばドラムがテンポを変えたら、他のメンバーはそれに気づいて寄り添うことに集中したり、ボーカルの歌いだしが少し遅れたら、それに全員が合わせる

お互いがお互いを感じ合っているという具合です

楽しい会話はこれに似ていると僕は思っていて、話している人は聞いている人が、どう感じているかを察しながら話し、聞いている人は話している人が何を言いたがっているのかという真意を読み解こうとする

楽しいコミュニケーションは、お互いに感じ取ろうとする気持ちを持つことから始まっていくのかもしれないと思いました

続きを読む →

久しぶりに、同級生がやっている「ソビスケ」で、おソビりおマゲりしてきました

牛乳びんの底のような厚いレンズがついたメガネを装着したら、予想以上に視界が悪くなりました

ところで、よく体験レッスンを受けられた人に、テキストは僕が作っていると言うと、「すごいですね」と驚かれます

なにも、僕は本屋さんで売っているような本を作っているわけではありません

生徒さんが持っていれば役立つだろうなと僕が思った表現集や単語集をパソコンでタイプアウトして、紙で1枚ずつ渡して、それをファイルに入れてもらっているだけです

大切なのは、「そのテキストをどう使うか」だと僕は思います

何回も発音練習して耳と口を慣らすこと、その単語や表現をどんな状況で使えるのかを考えること、それを意識して使ってみること

同じものを何回も徹底して繰り返し、意識をもって使ってみないと、実践で使える英語にはなかなかなっていきません

どんなにいい教材を買っても、使い方次第で、結果はとても異なります

聞き流すだけの教材なども、長期間使ってみて自分にとって効果があまりないと思ったら、使い方を変えてみるべきです

テキストから何も学ぶものがないと感じてしまったら、それは学ぶ態度の問題かもしれません

僕が言いたいのは、「英語が伸びないのは教材のせい」とか「英語が伸びたのは教材のおかげ」ではないということ

「自分の努力不足」または「自分の努力のおかげ」が大きいということです

続きを読む →