ビジネス単語集
国名単語集
美容・ファッション単語集
旅行関係単語集
電化製品の単語集
などなど・・・
各単語集につき、約60の単語を表にしてあり、毎回のレッスンの中で、1つの単語集を発音練習しています
まずは、ひとつずつの単語を口から出す練習で発音を身に付けます
慣れてきた人は、その単語集を使って連想ゲームや、なぞなぞを作る練習に使います
ボキャブラリーを増やすためのエクササイズです
実際にネイティブスピーカーが会話の中でどう単語を使っているかを知るためのものです
まず、映画のあるシーンを観ます
その次に、セリフを僕のあとについて口から出す練習をします
最後に、セリフに出てくる単語をいくつか確認します
映画のセリフは、暗記をしない方がいいと僕は思います
日本のドラマや映画のセリフを聞いてみるとわかりますが、「実際にはそんな言い方をする人はまずいない」と思う表現を使うことが、多々あるからです
これは英語でも一緒です
超初心者からやっているエクササイズです
人から何か言われたときに、「イエス、オーケー」だけではなく、もう少し状況に合わせて言える表現を増やす目的でやっています
まずはその表現を聴き取れて、自分も発音できること
そして、どんな時に使えるかを知り、実践で積極的に使ってみる
使う意識を持つことが、とても重要です
英会話のレッスンなんだから、英語に集中するのは当然だろうと思う人も多いと思います
僕のレッスンでは、リピートなどの「インプット」は、英語に集中するように工夫しています
反対に、雑談などの「アウトプット」の時は、話の内容に集中することのほうがよいとしています
なぜかというと、雑談の中であまり先生が細かく生徒さんの誤りを正しすぎると、潜在意識の中に、「間違えてはいけない」というのが植えつけられるからです
レッスン以外のプライベートで、あたまの中で英語でつぶやく練習をするときは、英語に集中することはとても意義があると僕は思います
今日はS君が雑談の中で、最近興味を持っているギターの話を夢中になって話してくれていました
彼の言っていることはある程度、ネイティブスピーカーでも理解できるはずです
だとすれば、会話そのものは「実りがある」ということです
ネイティブスピーカーが実際に使っている英語を沢山インプットする重要性は言うまでもありませんが、日本語的思考でできた文章でもいいから、アウトプットすることも沢山経験する・・
これが、外国語を学ぶ上では大きなカギになると僕は思っています
僕は常に生徒さんには、「英語より大切なことがある」と伝えています
Uさんには、本当に毎週と言っていいほど、このことを話させてもらっていました
なぜかというと、僕がどれだけ同じことを伝えても、やっぱり英語は、しっかりとした文法を使って文を作らないと相手に伝わらないという考え方から抜けられていなかったからです
そんなUさんが、昨日、こんな話をしてくれました
「先生の言ってることがようやくわかり始めました」
きっかけは、自分が訪問介護で毎週通っているアメリカ人家族から「英語力が伸びたね」と言われたことと、あるきっかけで知り合ったフィリピンの人と英語で会話をしたときに、「あなたの英語はよくわかる」と言われたことらしいです
自分としては、文法もバラバラだし、簡単な単語しか出てこないしで、自信がなかったから、「ネイティブスピーカーを含めた外国人」から自分の英語についていい評価を受けたときに、実感が持てたのだと僕は思います
「今までの僕の伝え方が良くなかったから伝わっていなかったのかな」とも考えてみたのですが、それだけではない気がします
人は言葉だけで伝えられるよりも、「体験することによって、強烈に実感できる」のだと思いました